会いたくて いわさく

〜岩本side〜

宮舘が帰ってから、酔い潰れて寝ている佐久間をソファーに寝かせ自分の上着をかけるとお風呂の準備をしに浴室に向かう。お風呂の準備をしているとガタッと音がした気がしてリビングに向かう。

岩本「大介ー起きたの？」

リビングを覗くとソファーで寝ていたはずの佐久間がいなくなっていた。

岩本「えっ？」

トイレに行った感じもなく寝室の扉が少し開いていた。

〜佐久間side〜

宮舘と楽しく飲んで送ってくれるっておんぶしてもらってて気がついたら家のソファーで寝てた。

佐久間「（いつの間にか寝ちゃったんだなー…てか、舘さんどこ？）」

よく見たら自分の上にかかってるのは岩本の上着、浴室からも音がしていた。

佐久間「（えっ！？照が帰ってきてる！？ヤバイ、ベットの上に出しっぱなしだ！！）」

まだ酔が覚めきってないのか慌てて寝室に向かったときに少し転けたけどそんなこと気にしてる場合じゃない。寝室に入るとベットの上には岩本のパーカーと岩本には隠してた1人でする時 用の玩具BOX。

佐久間「これは隠さなきゃ…」

BOXをベットの下に隠し、寝室を出ると岩本が目の前に立っていた。見られてなかったかドキドキしながら岩本の様子を伺う。

岩本「大介、俺のパーカーなんて持ってどうしたの？」

佐久間は慌てすぎてパーカーを持ったまま出てきていた。

佐久間「…照の匂いがするから…」

恥ずかしそうに言うと岩本にギュッと抱きつく。

佐久間「照、お帰りなさい」

岩本「ただいま」

岩本は佐久間を抱き締め返すと、頬にチュッとキスをする。

岩本「お風呂準備できたよ。一緒に入ろう。」

言うと佐久間の返事を聞かずにお姫様抱っこをしてお風呂に向かう。

佐久間「えっ！？…自分で行ける」

岩本は佐久間の言葉を無視して歩き、着くと降ろして服を脱がせる。自分のも脱ぐと手を繋いで浴室に入りシャワーを浴びる。

シャワーを浴び終えると佐久間は岩本に後ろからハグされる形で湯船に浸かっている。

岩本「そんなに寂しかったの？…舘さんが言ってたよ」

佐久間「…うん…」

岩本の言葉に恥ずかしそうにうつむきながら小さく頷く。

岩本「可愛い」

首筋にチュッとキスをし、ぎゅっと抱き締める。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

まだ続きます。