聞いてない

目黒蓮と渡辺翔太は入学式早々何かをやらかし

生徒指導室に連れて行かれるという

ちょっとやんちゃな二人組

短ランの良く似合うイケメンと話題の1年

目「岩本くーん」

岩「おー目黒じゃん　何してんの？」

目「移動なんで南校舎行ってます」

岩本照は3年生

見た目がちょっとだけ怖いのと鍛えている身体で

目黒も渡辺も一目置いている先輩

岩「ちゃんと受けるんだ　えらいじゃん」

目「先輩に会ったら聞きたいことがあったんですよ」

岩「昼休み屋上いるよ」

目「ありがとうございます」

渡辺も一緒に屋上に行く

2人で気になっていることがある

目「岩本くーん」

渡「俺もきちゃいました」

岩「どした？2人でなんて」

2人は今度の文化祭で岩本とアクロバットダンスを披露する佐久間大介と宮舘涼太の事を聞きにきたのだ

渡「おかしいですって」

岩「なんで？」

目「だって佐久間って人めっちゃ足遅いし球技とかもダメって聞きますよ？」

渡「宮舘って人　茶道部の部長なんすよね？岩本くんの足引っ張るに決まってますよ！」

岩本はこの2人の言ってることは確かに当たっているんだけど　説明が難しいと頭を抱える

深「やっぱりここだったか照」

岩「おーふっか　丁度良かったわ」

深「ん？」

岩本は先ほど2人の後輩からぶつけられた質問をそのまま同じクラスの深澤辰哉に話す

一通り話を聞いた深澤は笑いながら渡辺と目黒に話し掛ける

深「照が心配なんだ」

目黒と渡辺は目を合わせて

深澤へうんうんと頷く

深「こっちから言えることは1つ」

目渡「？」

深「本番を楽しみにしてればいいよ」

岩「そうそう」

深澤と岩本はあははと笑い

目黒の肩をぽんぽんと叩く

移動教室からグラウンドが見える

目「あ　佐久間ってやつじゃん」

走ってるけど　やっぱり遅い

でも何でだろ

目がくりくりしてて可愛い顔してんだな

しかも頭ピンクって

目黒と渡辺の活躍は1日目の体育祭で大いに発揮され

人気者が更に人気者になった

2日目の文化祭

文化系では割と役目のない目黒と渡辺は

時間になると体育館へ移動する

目「岩本くんの足引っ張ったらただじゃおかねーから」

渡「ぜってー踊れないって」

そして

岩本　佐久間　宮舘

による　アクロバットダンスの披露が始まる