その頃陸は、相良の店の電話番号を見つけ電話をかけようとしていた。
その時 ガチャッ と玄関のドアが開く音がした。
(華子か?)
陸はすぐにスマホを置いて玄関へ向かった。
玄関に入った華子は陸の靴があるのを見て大きな声で言った。
「あら? 陸もう帰ってたのね」
華子が靴を脱いで家に上がると、リビングから血相を変えた陸が歩いて来る。
華子がどうしたんだろう? と不思議そうな顔をしていると、
「どこへ行っていたんだ?」
陸は大声で言った。
「え? 一体どうしたの? スーパーへ行ってたのよ。冷蔵庫が空だったから…」
華子が言い終わらないうちに、華子はすっぽりと陸の腕に抱き締められていた。
「えっ? ちょっと、陸?」
「バカヤロー! 出かける時は俺に連絡してから行け!」
そう言って陸は更に強く華子を抱き締める。
「え? ただの買い物でも言わなくちゃダメなの?」
「そうだ! 俺に黙って勝手にどこかへ行くのは許さない!」
「り、陸、ちょ、ちょっと、く、苦しい……」
「黙って出かけた罰だ!」
陸はそう言ってから一度上半身を話す。
そして華子の顔を見つめた。
陸は少しホッとしたような表情をしている。
陸に見つめられていると華子は身動きが出来なかった。
そして華子はあの日線路から陸に抱え上げられて連れ出された時の事を思い出していた。
今身体に感じる拓の逞しい肉体はあの時の感触と同じだった。
華子がそんな事を考えていると、突然陸が華子の唇を奪った。
とても熱く情熱的なキスだった。
「りっ、り…く……?」
華子の言葉は、キスによってすぐにかき消されてしまう。
華子は強く抱き締められたまま陸と唇を重ねていた。
玄関にチュッ クチュッ とリップ音が響く。
華子が手に持っていた買い物袋は、音を立てて床へ落ちた。
自由になった華子の両腕は、陸の背中へと移動した。
次の瞬間、華子は陸に抱き上げられた。
「キャッ」
急に身体のバランスを失った華子が小さく叫ぶ。
しかしその叫び声は陸のキスによってかき消されてしまう。
陸は華子をベッドへ横たえると、激しいキスの雨を降らせながらものすごいスピードで華子の衣服を剥ぎ取っていく。
「り…く….?」
素肌を晒した華子は、陸に問いかける。
「嫌なら俺を蹴飛ばすなり殴るなりなんでもしろ! だが俺は何をされても止めないからな」
陸はニヤッと笑ってから華子の耳元で囁いた。
そしてすぐに華子の耳たぶを口に含む。そして舌先で華子の耳を愛撫し始めた。
「あ…..んっっ……」
久ぶりに感じるその刺激に、華子の艶っぽい喘ぎ声が漏れる。
あっという間にキャミソールとパンティだけにされた華子は、ブラジャーがいつの間にか引き抜かれていた事に気づく。
そして今度は陸が服を脱ぎ始めたのでそれをじっと見つめた。
陸の身体はため息が出るほど男らしかった。
陸が動く度に身体の筋肉も動き思わず目が釘付けになる。
陸の鍛え上げた筋肉隆々の厚い胸板は、見ているだけでゾクッとする。
敏感な女性なら陸の肉体を見ただけで身体が勝手に反応してしまいそうだ。
(あの逞しい身体に今から抱かれるのね……)
そう思っただけで華子の下半身が疼く。
視覚だけで感じるなんていう事は華子は今まで経験した事がなかった。
裸になった陸は素早く華子の太腿の間に割って入り、上に覆いかぶさってきた。
華子の敏感な部分に、みなぎった陸の硬いモノが当たる。もうそれだけで華子は変になりそうだった。
それから陸は華子のキャミソールを捲り上げると、両手で華子の乳房を揉みしだく。
「あぁっ……」
一気に鋭い快感が襲ってくる。
陸は手のひらで乳房を荒々しく揉んだかと思うと、今度はサワサワと撫でるように触れる。
焦らす様に先端に触れたかと思うと、急に摘まんだり捏ね繰り回すように攻め立てる。
その度に華子からは大きな喘ぎ声が漏れた。
(ナニコレ……気持ちいい……)
華子は強い刺激にボーッとしていた。恍惚とした華子を見て陸は満足気に微笑む。
陸は唇を華子の耳から移動してもう一度華子に熱いキスをする。
それから徐々に下へ移動させると素早く華子の左胸の先端へ行きその硬くなった蕾を咥えた。
そして舌を使って弄び始める。
「あ、あんっっ……」
あまりの快感に華子は無意識に下半身をよじる。
その瞬間、陸の硬いモノが華子の中心へピタリと収まった。
陸はパンティーの上から、自らを華子に押し付けるようにセクシーな動きをする。
もうそれだけで華子は耐えられないほどの快感を得ていた。
「はぁっ…….んっっ…….」
上も下も陸の思うままにされ、その気持ち良さに身を任せていた華子の喘ぎ声はどんどん大きくなっていった。
陸はたっぷりと華子の乳房に愛撫を与えた後、今度は右手を華子の下半身へ移動させた。
途中脇腹を通過した際に華子の身体が ビクンッ と跳ねる。
「華子は感度がいいな……」
陸は華子の耳元で囁くと、もう一度華子にキスをする。
(感度がいい女は抱き甲斐がある。まさか華子がこんなにいい反応をするとは思ってもいなかった)
陸はそう思いながらこの先が更に楽しみになってきた。
コメント
3件
華子チャンに対し これまでずっと 紳士的に振るまってきた陸さんだけれど🤔 彼女を失うかもしれない心配や恐怖を感じた瞬間 、愛しさが募り タガが外れちゃったみたいね....♥️🤭キャア-( 〃▽〃)(*/□\*)♡ 華子チャンへの愛に目覚め、もう止められない陸さん😍💕 激しく、優しく....思う存分 愛し合ってね~♥️♥️♥️💏
華子の甘い快感が導かされるのね🥰
陸さんにとっても突然華子が居なくなるのはとてつもなく大きなトラウマだよね😱⚡️ 単に保護しただけではなくてもう愛が芽生えててある種の独占欲🎯🥰👍 華子もまんざらでもなさそうだし陸さんの逞しい身体とテクニックに翻弄されちゃって〜🥰💞👨❤️💋👨💕