昨日までは俺に怯えてたのに。なんで急に…もう今日はサボろ…めんどい
「…」
「あ、いたいた!」
「んだよ」
「5、6時間目の授業内容をまとめたノートだよ」
俺今日は命令してねぇんだけど…
「なんで急に…」
「君が心配って言ってるじゃん」
「その態度やめろよきもい」
「いいからこのノート貰って」
「俺に優しくすんじゃねぇ」
「嬉しくないの?」
「お前みたいなやつに優しくされて嬉しいわけが…」
「とりあえず貰って。ノート持ってないんでしょ?」
「…」
なんで知ってるんだ?誰にも言ったことないのに
「ずっと一緒にいた僕には隠せないよ」
こんなことになるなら誰とも関わらずに1人でいればよかった
「じゃあ僕帰るから!」
「おい待て!」
「ばいばーい!」
ノート押し付けられた…無駄金使ったと思われる
「…丁寧…に書かれてる…」
奪って見てた時より丁寧…俺のために…?わざわざ丁寧に書いたのか
「…っ…」
また泣きそうに…抑えろ…
「…あやべぇ今日シフト入ってたんだった遅刻する!!」
怒鳴られる
間に合わせないと







