後輩の目黒くん

主人公:□□○○

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先週から入ってきた新人の目黒蓮くん。私は目黒くんの教育係に任命された。

高身長でイケメン、すでに話題になっていて他の部署の女の子が来るほど。

必要な資料があって私は目黒くんと資料室の前まで来ていた。

「□□さん！このドア壊れてますよ！？」

資料室のドアを押しながら焦ってる。

そのドアは押すんじゃなくて引いて開けるやつなんだけど…

「なにやってるの、引くんだよ」

外見からは想像できない、こういうちょっとポンコツなところが母性をくすぐられるというか、可愛いよね。

◇◇

あの資料どこにあるんだっけ。

無駄に多いから探すのが大変でいつも困る。

「□□さんって彼氏いるんすか？」

「え、いないよ。」

目黒くんはモテるし、きっと可愛い彼女がいるんだろうな。

私ももう27って、アラサーじゃん。

「そろそろ彼氏作んないと、」

ため息をついて小さく呟いた。

「＿＿＿なら、俺が□□さんの彼氏になりますよ」