テラーノベル
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ナチ「ん…ここは」
イタ王「あ、起きたんね??」
そこには不気味に笑ったイタ王がいた。
ナチ「…この拘束をとけ」
そう。俺はイタ王に拘束されていた。
ナチ「てか、お前は俺の仲間だろう…?」
イタ王「はは。『仮に』でしょ?」
こいつ、ふざけるな…。腹が立った。
ナチ「何するつもりだ…?」
イタ王「制裁☆」
ナチ「は?」
ボコボコッ激しい音が鳴った。
イタ王は俺を強く殴った。
ナチ「ッッッ!!」
イタ王「いいねその調子」
ナチ「ちっ…」
ボコボコッイタ王は殴る手を止めない。
ナチ「くっ…!!」
俺の頬から血が垂れる。
イタ王「ナチ、その表情…最高だよッッ!」
そう言って思いきりイタ王は俺を蹴った。
ナチ「ッッッ…!」
イタ王「ナチ、いいよ…最高だよ…」
イタ王がおかしい…。
仲間である俺のことをこんな酷くするわけは…
だがこいつは裏切り者だ。
何を考えているかなんてわからない…。
ナチ「くそっ…」
イタ王は俺の手を掴み腹を蹴る。
ナチ「ゲホゲホッ」
ナチ「(…ここから逃げたい…)」
俺は少し体をイタ王から背けた。
イタ王「ナチ、逃げようとしても無駄だよ?僕もいるしね」
ナチ「…ッッ」
イタ王「逃げようとするのはだめだよ?」
ボコボコボコッッまた強く殴られる。
イタ王はソ連よりは力が弱かったが俺よりとっても強いように感じた。
ナチ「…ゥゥ」
思わず声が出た。
イタ王「もういい。めんどくさくなっちゃった」
ナチ「…は…?」
イタ王は俺の首を掴む。
ナチ「何をッ…する気だ…ッ!?」
イタ王「ははっ」
不気味な笑い声をあげてイタ王は俺の首を絞め始めた。
ナチ「うぅっ…ぐっ…ぐぐっ…」
イタ王「その苦しんでる表情最高だッッッ!」
ナチ「んぐッ…ぐぐぅっ…」
俺はイタ王を全力で蹴る。
だがイタ王には効かない。
イタ王「無駄だよ。抵抗しても…」
ナチ「んぐっ…ッッッ!!」
息ができなくて苦しい。死にそうだった。
ナチ「死ぬッッ…」
イタ王「いいよその調子だよッッ!」
俺は意識が朦朧としてきて、最後には意識が途絶えた。
その瞬間になってイタ王が手を離した。
イタ王「ふふっナチは制裁やられるの好き?」
ナチ「…ぐ…好きなわけないだろ」
イタ王「はははは!正直なんね~」
ナチ「そりゃあまあな」
イタ王「…いつかドMにさせてやるよ」
イタ王が小声でそう言った気がした。
宮藤唯來「イタ王怖ぁ…。またナチがイタ王に制裁される話書くつもりだよー!今度はナチがドMになる…かも…?」
終わり
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