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(こっ…………こんなセックス…………した事……な……い……)
拓人に犯されながら、優子は初めて味わう情交に、身体中を泡立たせていた。
逮捕前に恋人だった男も、女の扱いに長けていると思っていたけど、この日に初めて会った拓人という男のセックスは、無我夢中になってしまうほど。
「いっ……やぁぁっ……んうっ…………ああぁっ……」
頭の中が白く霞みそうになりながらも、彼女の唇からは、言葉にならない快感の啼き声を零し続けていた。
(この男…………一体……)
「あれ? まだ余裕がある感じ?」
男の声で、優子は回想の海から引きずり上げられる。
「それとも……今日会ったばかりの男とセックスして……罪悪感があるとか?」
肉塊を激しく擦られ、彼女は嬌声を上げながら、頭を振り乱していた。
「だったら……我を忘れて…………セックスに溺れろよ……」
拓人は剛直を引き抜き、優子の腕を掴むと、バルコニーへ通じるガラス戸の前に立たせた。
「さて…………仕上げといくか」
男が立ったまま、優子の背後から屹立を強烈に突き立てた。
「あうっ……!」
ガラス戸の向こうには、光の粒が散りばめられている。
そこに重なり合うように、うっすら映り込む優子の表情は、下品に崩れて唇を歪ませると、拓人は、彼女の身体を結びつけたまま密着させ、首筋に唇を這わせながら鋭い眼差しを送っている。
「すごいな……。俺のモノをキュウキュウに締め上げてる……」
男が短く、ハッと息を吐き切り、大きく腰を引く。
「…………たまんねぇなっ」
拓人は、速いピストンで、彼女の中を激しく掻き回し始めた。
「いっ……やぁぁあぁぁっ…………んあぁっ……ああぁっ」
優子は、乳房を突き出しながら上下に大きく揺らし、泣き崩れた表情で、天を仰いでいる。
「…………こんな締まりのいい女…………上玉……だな……」
男は、そろそろ達しそうなのか、息を荒々しく弾ませ、彼女の腰を強く押さえ付けた。
「ああぁぁっ……もう…………んあぁぁっ……ダメ……ダメダメ……! イッ……ちゃうぅっ!」
拓人の吐息が、優子の鼓膜を卑猥に震わせると、子宮がキューッと締め付けられる。
彼女もまた、絶頂を迎えようとしていた。