テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「omrさんが好き……」
「へー、俺の事好きなんだ」
「……へ、?」
驚いて起き上がると、そこには他でもない、今口に出した人物がニヤニヤしながら腕を組んで壁にもたれ掛かっていた。
俺は焦りすぎて漫画のようにあわあわと口を動かす。
「ななななななんでomrさんが………教室戻ったんじゃ………」
「んー、心配で戻ってきた。そしたら……ねぇ?笑 有益な情報ゲットだわ笑」
「……今のはなかったことに…」
「無理」
即答される。
まるでもうお前に逃げ場はないと言われているかのようにomrさんは此方へと近づいてくる。
そして、額と額があと数センチで当たりそうなところでストップした。
「で、詳しく説明して?さっきのこと…笑」
「あーもうっ!わかりましたよ!!//」
「その………omrさんのことが好きなんです!!中3の時から!!!////」
「わーお、初耳」
omrさんは一旦元の体制に戻ってから大きく目を見開いた。
そして、今度は口角を上げて俺の大好きな顔で聞いてきた。
「じゃあ付き合う?」
「……は、ッ?」
つ、付き合う?????
今はお昼だから寝ぼけているはずなんてないのに、俺は寝ぼけているんじゃないかと自分を疑う。
俺はなんとか頑張って口を開いて聞く。
だが、その声はやはり少し震えていた。
「つつつつ、付き合うって……?omrさんには菊池さんが………」
「あー、風磨くんね。もう別れたんだよね。だから今フリーだよ?」
「え、ほんとに…?」
「ほんと笑」
俺は一気に身体の力が抜ける。
なんだ、もう別れてたのかよ………
俺はここ数日間か無駄な体力を消費してしまったと少し落ち込む。
だが、omrさんは俯いた俺の顎を指でクイッと上げて目線を合わせる。
「……若が言わないなら俺から言うね。 」
え、……?ちょ、心の準備が………
omrさんは俺の顎から指を離して、真剣な眼差しで口を開いた。
「若……俺はお前のことが好き。よろしければ、俺と付き合ってください」
そう言いながら差し伸べられた手は、白くてゴツゴツした男らしい手をしていた。
そして、俺にはそんな手を振り払うなんて選択肢はなかった。
「……っ、はい、よろしくお願いします……泣」
「…!! んふ…俺、いますげー嬉しいや笑/」
そうはにかんで笑うomrさんは今まで見た中で1番キラキラと輝いて見えた。
「……てか、いつ俺のこと好きになったの?」
俺はomrさんの手を握って軽く指を遊びながら好奇心で聞く。
すると、omrさんは照れくさそうにそっぽを向いて言った。
「……あの…、1回中3の時好きだったんだけど…なんか冷めちゃって……………、ごめん…。………けど………また最近若と関わる機会が増えて惹かれてった…………的な?// 」
「あ〜なんか昔俺のこと好きだったって言うのはryoちゃんから聞いたから知ってる笑」
「な…!あいつ言ってたのかよ……!/ 」
omrさんは凄く恥ずかしそうにする。
“1回冷めちゃって”。凄く申し訳なさそうにomrさんは言ってくれたけど、また好きになってくれたなら何だっていい。
今、omrさんと付き合えたという事実があるのだから。
「……あ、ねぇ、呼び方変えてよ」
「…え?」
「mtkって下の名前で呼んで?」
なんだなんだいきなり高難易度なことを言ってきたぞ。
下の名前???そんなの難しすぎじゃないか??
俺がかなり言うのに手こずっていると、omrさんは煽るようにして言ってきた。
「え〜もしかしてmtkって言えないの〜?笑 たった名前呼びにするだけなのに?幼稚園児でもできるよ〜?笑」
「な…!!その…意識しちゃうの!!なんか恥ずかしいというか…//」
「ふ〜ん、まぁ、あと5秒で言えなかったらキスね」
「は、」
スミセス🍏年内200人目標中
#ご本人様には関係ありません
「5〜、4ー」
いきなり始まったカウントダウン。
しかもそれはキスへのカウントダウン。
これ、言えなかったら必然的にキスができるってこと………!?
俺はわざと言わずにキスを待とうと思ったが、残り1秒の所でギリギリ理性が勝った。
「1__」
「m、mtk…!!//」
「あーあ、言えちゃった」
mtkはなんだかつまんなそうな顔をする。
そんな中俺は心の中でよく耐えたと自分のことを褒めまくる。
キーンコーンカーンコーン……
「あ、」
授業終了の合図が学校全体に響き渡る。
俺はもうそんなに時間が経っていたのかと思いながらも焦る。
このままだとmtkが怒られるんじゃ…!
そう思ってmtkを見ても、何も問題なさそうに清々しい顔で俺のお腹をポンポン触っている。
「ちょ、mtk…!授業は……!?」
「あー忘れてた。ま、いけるっしょ」
「えぇ……」
めちゃくちゃ軽いが、mtkはそういえば昔からこうだったなと思い納得する。
「……ま、教室戻ろっか」
mtkは俺の前髪を手で退かして額にキスをする。
「ちょ……!」
「なに、付き合ったからいいでしょ?」
「な……!!」
俺がさっき言った言葉覚えてたのか…!!
確かに不自然な反応をしていたしな……
mtkは俺の手を握って廊下を歩き出す。
そして俺も歩幅を合わせて歩く。
時刻は16時30分。
少しずつオレンジ色に染まりだそうとしている空の光が窓越しに俺らを照らした。
とうとう明日ライブだよおお😚😚😚
あ、付き合いましたネ。おめでとうだね
next→♡800
コメント
9件
一気見させて頂きました...👀✨💞 マジで好きすぎる.....🥹💞何食べたらそんな最高な物語が思いつくんですか⁉️⁉️😭💖まじで、大好きです.....🫶🏻🩷
うわぁぁぁやっとだあ(?) 尊。
👏 素晴らしい!!!なんか最初のもちきがにやにやしてるのとか想像できて最高っすわ ライブ楽しんで!!感想聞かせて!!