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えっ!と思い振り向きたかったが、穴は狭く、身動きが取れない。
「だ、ダメ!そんなことしたら汚れちゃうわ!」
急いで止めようとしたが遅かった。りょうこちゃんは私の股間をゴシゴシと擦り始めた。
「あっ!ダメっ!……くぅっ……くぅぅっ!!」
ビクンッ!!身体が大きく跳ね上がり、全身に電気が走ったかのような衝撃を受けた。
「ああっ……あぁっ……あぁっ……」
「お姉ちゃん?どうしたの?」
りょうこちゃんはまだ気付いていないようだ。りょうこちゃんの手を止めようと、必死に手を伸ばすが届かない。
「ああっ……ああっ……あっ……ああっ……あっ……あっ……あっ……あっ……あっ……」
りょうこちゃんは私の様子がおかしいことにようやく気付き、「お姉ちゃん?」と声をかけた。
しかし、そのとき、「僕もお手伝いする!」ゆうすけくんも一緒になって、私を弄びはじめた。二人同時に、しかも全く違う方向からの刺激を与えられ、私はついに我慢の限界を迎えてしまった。
「ああっ、ダメぇっ!ダメぇぇぇぇぇぇっ!!イクっ……イックぅ~っ!!!!!」
ブシャァアアッ!! 私は盛大に潮を吹き出した。あまりの快感に耐えきれず、腰砕けになってその場に倒れ込む。
「はぁっ……はあぁっ……」
「どうしたのお姉ちゃん!?ねえ、大丈夫?」
りょうこちゃんが心配してくれているようだ。だが、今はそれどころではない。まだ二人の責めが続いているからだ。ゆうすけくんもりょうこちゃんに続いて、再び私の股間に手を伸ばしてきた。
「んふぅううっ……」
きっとさっきよりもっと濡れてしまったので、拭かなければとでも思っているのだろう。だが、今の私はそれすらも耐えられないほど敏感になっていた。
「ひゃっ……ひぃっ……ひいいいいっ!」
ゆうすけくんは優しく拭ってくれているのだが、そんな指先が触れただけで、また軽くイッてしまう。ゆうすけくんは不思議そうにしていたが、とりあえず手を離してくれた。
「ごめんね、お姉ちゃんはおしっこがまんしてたんだね」
二人はそう理解したらしい。否定したいが、絶頂の余韻で言葉を発することもできなかった。いや、説明のしようもないし、そう思われていた方がいい、のかな?
「じゃあ、早くここから出てないとね!」
「そう、……だね……」
息も絶え絶えに返事をして、どうにか力を振り絞って穴を抜けた。その先は、無事一階に通じていた。外に出ると、サークルのみんながいた。彼らは子どもたちが廃校に迷い込んだと聞いて探していたらしい。誰もいないと思ったら、そういうことだったのね。りゅうすけくんとりょうこちゃんは別れ際私に耳打ちしてきた。
「おねえちゃんがおもらししたこと、みんなにはないしょにしてあげるね。だから、また遊んで」
私は二人を抱きしめると、「うん、またね」といってお別れをした。(終り)
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