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“ 演じないと愛してもらえない

少女が出会ったのは_ ”





# 推しの子夢小説注意

# prsk夢小説注意





===


奏siten


K / じゃあ、私はこれで一旦落ちるね。


Amia / おっけー!またね、K!


えななん / またね〜。


奏 / うん。またね。


ピコンッ


奏 / …えっと、まふゆのDMは…


私はナイトコードを抜けたあと、


まふゆ_ニーゴに本来いるはずの

メンバーへDMを送る。


奏 / …人形展に行かない?…いや、

流石に突然すぎるかな、


奏 / でも、送っても…


私が迷っている、そんな時に。


ピコンッ


奏 / え、?


入力画面から動かないと


思っていた画面に、


新しいメッセージが表示される。


奏 / まふゆ、?


それは、まふゆからの


メッセージだった。



セカイで会える?



短い文、だけど。


私は、このたった8文字の文書でさえも、


嬉しく感じれたんだ。


そう思うと、どこからか


作曲のイメージが


湧いてくるような気がした。



私は、「行けるよ、今から行くね」


そうスマホで打ち込んで、


セカイへと行こうとした。


奏 / …、?


少しの違和感を胸に。




/ 誰もいないセカイ /


奏 / まふゆ、どこ…


セカイに来ると同時に、


まふゆのことを探しながら


セカイを歩き回る。


/ か、なで?


奏 / まふゆっ、!


歩いていると、


前方からまふゆの声が聞こえた。


…前とは違う、力がない声。


まふゆ / ……………


奏 / …まふゆ。


できるだけしっかりとした声で、


名前を呼んだ。


まふゆ / 、?


きょとんとしたように、


少しだけ首を傾げたまふゆ。


その仕草は、まふゆが

首を傾げた角度よりも少し、


怖く感じた。



奏 / 曲を、作ってきたの。


まふゆ / 曲を、?


奏 / うん。だから、聞いてくれないかな。


まふゆの目を見ながら、


持ってきたスマホの電源をつける。


まふゆ / ………で、?


奏 / え…?


まふゆ / なんで、曲なんて作ったの、?


奏 / それはっ、まふゆを救いたいって_


まふゆ / …そんなの、

奏の独りよがりじゃない。


ぴしゃりと言い放つまふゆは、


そんなの、もう、要らないって、


そう言っているような気がした。


奏 / っ、!


奏 / でも、っ


奏 / ……………


でも。


そこからの言葉が見つからなくて、


そんな自分に嫌気がさした。


まふゆ / ねえ、奏。


奏 / どうしたの、まふゆ?


まふゆ / っ、奏っ、


奏 / まふゆ、?


まふゆ / もう、どうしようもない…


奏 / それなら、私が作るって…


まふゆ / でもっ、!!


まふゆ / それじゃ、…足りない…!!




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