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「いっ…………んはぁっ……はぁっ……」
シャワーが放たれている中、優子の肢体は拓人に壁へ押さえ付けられると、双丘を鷲掴みにして揉みしだきながら、二つの尖端を交互に舐めしゃぶられていた。
「すっごく気持ち良さそうな顔をしてるじゃん……」
男が皮肉めいた笑みを浮かばせながら、熟れた果肉を舌と唇で執拗に貪る。
「ああぁっ…………んうっ……はぁぁっ……」
「ハッ…………エロい声……。よっぽど男の身体に飢えてたんだな……」
乳房を愛撫していた拓人の右手が、彼女の脇腹、鼠蹊部と辿っていき、薄い茂みに這わせると、陰裂の中に指を侵入させた。
「うっ…………飢えてなんかぁあぁぁっ…………んあぁぁっ」
奥に潜んでいる敏感な蕾を、拓人にそっと撫で擦られ、身体をくねらせる優子。
「違うの? あんたのアソコ…………プックリしてヌルヌルだけど」
嘲(あざけ)りながら下衆な笑いを見せている男の指先は、彼女の艶玉を強く速く律動させた。
「ああぁっ……んはぁっ…………あっ……あっ……あうっ……」
白皙の身体がビクビク震え出し、優子は滑らかな首筋を露わにさせている。
(ヤバ……い…………愛撫だけでイキそうになるの…………初めて……)
かつての恋人ですら、身体の芯を引き抜かれそうな愛撫をされた事はない。
うっすらと濡れた男の髪から雫が滴り落ち、吊り上がった目の奥が欲情に染まっている。
彼女は、拓人の施す官能的な世界に、急速に引き込まれていた。
「ああぁっ……ダメ…………イッ……ちゃいそ……ううぅぅっ……」
「何? もうイッちゃうの?」
色香を放ちつつも、鋭い眼差しを向けている男が、突然、指先の動きを止めた。
快楽の高みへ駆け上がったと思っていたら、いきなり崖に突き落とされたような虚無感が、優子を襲う。
「何で……止めるの?」
「お楽しみは、これからだろ?」
拓人が、シャワーヘッドを手にすると、彼女を見下ろしながら唇を緩めた。