「今日は────」
「は?!そんなのルールが…!」
「…いいんだよ。」
「っっ……」
マスター「10:00になりました。今日の犠牲者は友花さんと奏太さんでした。11:00まで議論を行ってください。」
祐穂(迷)「…は?!2人…?!」
健斗(提)「道連れが起こるのは妖狐のみ。ただもう……」
紗友(67)「七海莉菜」
莉菜(悠羅)「……!」
紗友(67)「雪織迷」
迷(祐穂)「……?!」
紗友(67)「夜奏提」
提(健斗)「……」
紗友(67)「来栖病」
病(悠斗)「…!!」
紗友(67)「そして僕、“或那舞”」
舞「さあ、異世界者達だけの議論を始めようか!」
マスター「どういうことだ紗友!異世界者って……!」
舞「察しが悪いねぇ“悠穂君”」
悠穂「!!」
舞「つまり僕ら5人は君の知ってる5人じゃないってことさ」
悠穂「俺の知ってる5人じゃない…?」
舞「ははっ!説明は追々するさ。まずは黙って見てなよ。僕ら5人の会議を。」
提「会議など必要ない。人狼ゲームにおいて処刑する相手は既に決まっている。」
病「う、うん…!処刑するのは人狼の紗友さん…つまり舞さんだよ!!」
莉菜「その通り、占い結果でも貴方が人狼と出ている。」
迷「さあ、君の言う“続き”を“見せて”貰おうか」
舞「ふふっ…あははははははは!!!」
舞「そうだねぇ!!僕の想像通りだよ!!」
舞「投票なんてものはいらないよ!!僕が処刑されるのは目に見えてるからねぇ!!」
舞「さあ教えてあげるよゲームマスター悠穂!!!」
その瞬間、悠穂さんはもがき苦しみ出した。
悠穂「うっ……ううっ……」
病「悠穂さん!」
舞「あはは、どうだい悠穂。僕が描いた“本当の世界”は。」
悠穂「……!そうだ…本当は、ここに残っていたのはこの5人じゃない……別の5人だ…」
舞「そう。僕が…“人狼の支配者であるこの僕が”“わざわざ”異世界者達を生かしたんだ。」
舞「脱出ゲームが始まる前に“あのこと”がバレてはいけなかったからね。」
舞「さあ人狼ゲーム(おあそび)は終了だ!これからが本番、この屋敷から脱出せよ!!!」
コメント
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脱出ゲームぅぅ!
どうしよう…予想してた展開とかなり違くなってる…