テラーノベル
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俺はすっかり症状も落ち着き、たまに薬を飲み忘れても問題ないほどの状態になっていた。
💜「少し……一人で出かけてもいいですか?」
ついに一人での外出の許可が下りた。
今まで、たくさんお世話になったから
みんなに、何か小さなプレゼントでも買えたら
そんなことを考えていた。
──────────────
気づけば、あたりは日が沈み始めていた。
深澤は大量のプレゼントをロッカーに預けていたため、急いでロッカーへと向かう。
💜(やば……そろそろ帰らないと)
そう思った、その瞬間。
背後から、急に口元を覆われる。
甘い匂い――
💜(……っ)
意識が、暗闇に沈んだ。
──────────────
目を覚ますと、
そこは地下室のような、冷たく暗い場所だった。
💜(……え……ここ、どこ……)
黒服「君が、深澤くんだよね?」
黒服「研究の対象にされてるって、噂になってるよ」
黒服「困るんだよね。君みたいな“レア”が、いなくなるのは」
そう言って、黒服たちは注射器を取り出す。
💜「なに……これ?!」
黒服「これで、もとの体質に戻ろうか」
💜「や……やだ!!やめて……!」
黒服「おとなしくしろ」
抵抗するたび、身体を痛みつけられる。
💜(痛いっ!……怖いっ……)
💜「……はぁ、…はぁ……」
息が苦しくなる。
💜(よりによって…なんでっ……)
黒服「ん?お前…薬、飲んでねぇのか」
黒服「……好都合だな」
黒服たちが、俺に手を伸ばそうとした――
その瞬間。
――――ドンッ!!!
扉が、激しい音を立てて壊れた。
💛「深澤!!!!」
──────────────
💜「岩本さんっ……、みんな……!」
次の瞬間、
信じられない速さで、黒服たちは制圧されていった。
すべてが終わったあと。
岩本は、迷いなく深澤を抱きしめた。
💛「……ごめん」
💛「守れなかった……」
💛「傷ひとつ、つけたくなかったのに……」
💛「……汚れた手で、あいつらがお前に触れたこと」
💛「……絶対に許さない」
その言葉を聞いた瞬間、
涙が一気に崩れた。
💜「…うっ……」
俺は、声を上げて泣いた。
🖤「……傷だらけだ」
🖤「怖かったでしょ……」
🧡「GPS入れといて、ほんまよかったわ」
♥️「帰りましょう」
♥️「お風呂で、ちゃんと綺麗にしよう」
たくさんの手に守られながら、
俺は、また“帰る場所”へと戻った。
──────────────
落ち着いた頃。
みんなをリビングへ呼び出した。
💜「皆さん…今日は、本当にすみませんでした」
💜「結局、俺はまた…皆さんに頼ってしまって……」
俯いたまま、言葉を探す。
💜「それでも……」
💜「今日は、ちゃんとお礼を伝えたくて」
💜「プレゼントを選んできました」
💜「お金もなくて……大したものじゃないですけど……」
そう言って、一つずつ差し出していく。
一瞬、リビングが静まり返った。
🩷「……え、これ」
🩷「俺が前に言ってたやつ……?」
フィギュアを手に取った佐久間は、目を輝かせる。
🩷「やば……」
🩷「ありがとう!めっちゃ嬉しい!!」
勢いよく抱きつかれて、深澤は少しよろけた。
────────
💙「……」
💙「覚えてたんだ」
好きなアーティストのファンブックをめくりながら、渡辺は小さく息を吐く。
💙「……ありがとう」
そう言って、そっと大事そうに抱えた。
───────
♥️「おぉ…」
♥️「さっそく使ってみるよ」
♥️「ありがとう…」
宮舘は穏やかに微笑み、
すぐに調理グッズの使い道を考え始めている。
────────
🖤「え…嬉しい…」
家庭用プラネタリウムを見つめながら、目黒は静かに笑った。
🖤「今日一緒に見ようよ」
💜「はい…」
深澤は小さく頷いた。
────────
🤍「え!このプレミアム券使っていいの!?」
🤍「やったー!!たくさん食べれる!!」
無邪気に喜ぶラウールに、自然と空気が和む。
────────
🧡「これでたくさん写真入れられるな!」
🧡「…ほんまに、ありがとうな」
向井は目を潤ませながら、照れたように笑い、アルバムを胸に抱いた。
────────
💚「……」
💚「前に俺が映画が好きって言ったから…
これを?」
プロジェクターを見つめる阿部は、少しだけ目を潤ませた。
💚「大切に使うよ」
そして、
💛「……」
岩本には登山用のキャップをプレゼントした。
岩本はそのキャップを、静かに見つめている。
以前、一緒にアウトドアショップを訪れたとき
💜(絶対、岩本さんに似合う)
そう思って、目を留めていたものだった。
💛「深澤、ありがとう……」
それだけ言って、
少しだけ、視線を逸らした。
💜(……一緒に、行きたかったな)
その想いは、口に出さないまま、
胸の奥にしまわれた。
つづく。
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夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚