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「…………」
書いてあることは読めるのに、理解するには少し時間がかかった。
両想い………?ryoちゃんとomrが、?
確かに、今までの言動を振り返ると明らかにただの友達ではなさそうな雰囲気だった。
けど、両想いだったとは…
それは”両想い”じゃなく、”両片想い”なのだろうか。
それとも本当に両想いで付き合いそうなところまでいったのだろうか……
そんな考えがぐるぐると俺の脳内を駆け巡るが、グダクダしていると怪しまれるのでペンを進める。
“ねぇ悲しいからそれ言わなくて良くない!?笑”
なるべく平靜を装う。いつも通りの対応で。違和感がないように。
キーンコーンカーンコーン……
「はい、これで授業終わりなー 」
チャイムの音でハッと我に返る。もうそんなに時間が経っていたのか。
さっきの事で日直の号令も中々頭に入ってこない。いつの間にか皆ガヤガヤしている。
するとryoちゃんもこちらにやってきて笑いながら話しかけてきた。
「wki面白いね笑笑 『悲しいから言わなくて良くない!?笑』はwww あーおもしろ…笑」
なんか凄い笑ってくる………何この人……
地味にグサッと刺さって傷つきながらも笑って誤魔化す。
「あははっ笑 まぁまぁ笑」
「んふっ、……あ、wki今日一緒に帰らない!? 」
「へ、? あー………いいよ!帰ろ!」
「やったね!じゃあ決まり!!」
え、なんか凄い流れ作業で一緒に帰るって決まっちゃったよ……
いつも一緒に帰ってる別クラスの友達がいるんだけどな………
……まぁいっか。今日くらいはryoちゃんと帰ろ。
その後ryoちゃんと一緒に家へ帰ったが、特に傷つくようなことは起きなかった。
…まぁサッカー選手の話してただけだからね。
1週間後。それは昼食時に起こったことだった。
「なーなー、もしこのクラスメイトの中で好きになるなら各自どのくらいの確率か点数つけようぜ」
(点数……?)
「いいよー。はいまずomrから 」
なんかすっっっごい嫌な会話だな。これ。
あんまり人に点数つけてほしくないんだけど。逆にそれをして何が楽しいの?
しかも1番手omrさんだし。これで0出たら俺泣くよ???いいんだな??
「えー俺は全員0。」
oh………絶対嘘だろオマエ………
「ゼロwww いや強いて言うならでもいいから!点数つけて!」
お前はそこまでして何がしたいんっていうレベルで詰め寄っていくomrの友達。それに乗っかって隣の女子もそーだそーだと声をあげている。
「えー、まずfjswはおじいちゃんだから20。」
『おじっ、w おじいちゃん…w』
「ならmtkもおじいちゃんだからね?」
わははと隣から笑い声が聞こえてくる。
そしてそのノリを見ていて、ふと先週のことを思い出す。
これも……好きだからこそのイジりなのかな、
そう考えると胸が苦しくなってくる。
やっぱり、人に点数をつけるなんて本当に嫌いだ。
そう思っていた時だった。
「そんで若は……………65。それ以外はゼロ。」
『おぉ高っ』
(………へ、?)
え、聞き間違い………じゃないよね……?
すると俺の心を見透かしているのかと思うレベルでタイミング良くomrさんが言う。
「…65とか激レアなんだからな!分かったか!」
「……」
そのomrの1言で確信する。聞き間違いではないと。
え、もう好きやん。それ絶対好きですやん。
俺は適当に笑うしかなくて、情けなくなってくる。
そして俺は顔が熱くなるのを感じる。きっと顔は赤くなっているだろう。
……こんなのされたらさ、人に点数つけるの嫌いなはずなのに、嫌いじゃなくなっちゃうじゃん
「若とは結構話すからなー。まぁ俺が話しかけることがほとんどで若からは来てくれないけど。」
「あはは……… 」
そりゃそうでしょ。わざわざ話しに行ったら好きってバレちゃうし緊張するじゃん。
「で、俺が話しかけたらいつもウザがられる」
『え、?ww』
は、?
その時俺の思考回路が一時停止した。
いやいやいやいや。ウザいわけねーだろ毎回パーリナイ状態だわ
軽くキレかけたが好きってことはバレてなさそうなので良しとする。
「ウザく思ってないって!笑」
「いーやあれは絶対ウザいって思ってる」
『wwww』
『あ、てか!』
もう俺がウザいって思ってると勘違いされててもいいやと諦めようとした時、omrの隣の女子(A子)がいきなり声を上げた。
『私の点数は?ねぇどのくらいっ?』
なんだ、そんなことかよ
てっきりもっと重大なことを思い出したのかと。
omrは上を向いて考えている。
「んー………70くらい?女子の中ではよく話すし。」
『おぉー高っ笑』
………モヤッ
なんだ、俺が一番高いんじゃなかったのかよ。
まぁよく話してるもんね。そこ2人。
………けど!!A子には言っちゃ悪いけど、その……色んな人から嫌われてるから………omrさんも好きじゃないと思うし………!あと俺みたいなラインの点数の方が、、……好きって誤魔化しながら言ってる……みたいな感じ(?)するし………!!
なんて言い訳を心の中で唱えながら気を紛らわす。
まぁ、A子のことは心配しなくていいよね。
俺はそのまま箸を進めてご飯を食べたが、なんだかいい味はしなかった。
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