あべさく‼️‼️まじここのバカップル具合は沼る。
🔞は書く気になれないので久しぶりのノーマル恋愛小説👍🏻
💚×🩷
一般人パロ
ーー
💚side
『 彼女欲しいなぁー。 』
不意に聞こえたその一言が、こんなにも胸に突き刺さるとは思いもしなかった。
昼休み、オフィスの休憩室。同期、親友、そして密かに思いを寄せている佐久間の、なんて事ない独り言。
俺は缶コーヒーのプルタブに引っ掛けていた手を止め、無言で笑った。
(そうだよね)
(やっぱ俺の事なんか、ただの同期。)
隣に座ってスマホを弄る佐久間は、何も気付いていない。いや、いつもそう。
人懐っこい性格で、でも俺だけ特別ってことはなくて…
それなのに俺は変に期待して、みんなに向けているような笑顔に期待しちゃって、些細な言葉に舞い上がってしまう。
「馬鹿みたいだな、俺」
ボソッと呟いた。スマホに夢中な佐久間はやっぱり気付いていない。
「彼女かぁ…頑張って探しなよ」
震える声を抑えて出した一言は、自分でもわかる程空回っていた。
ーー数日後
送別会の帰り道、夜風が冷たくて、酔いが緩やかに引いてゆく。
駅までの途中、自然と佐久間と一緒になっていた。
『んーっ、今日も疲れたねぇ。』
「….そうだね」
俺の気持ちを知らずに、呑気にそういう佐久間にそんな言葉しか返せない。
この恋、諦めるべきなのかななんて思ってしまう。
『….』
『阿部ちゃん、最近さ、よそよそしいね?』
佐久間がそういった。笑ってはいたけど、目は真剣だった。
「ああ….ごめんね」
誤魔化すように笑って、でも誤魔化しきれなかった。
自分でもわかってる。態度が変わったのは、あの日。佐久間の「彼女が欲しい」との発言を聞いてから。
「….好きな人が出来たんだよ、俺。」
俺の言葉に、佐久間はピタリと足を止めた。
俺は俯いてしまう。
『え….?』
「でも、もう諦めるんだ」
顔をあげられなかった。言葉が震える。
「だから、最後に言わせて。….好きだった、佐久間のこと」
夜風が吹き抜ける。佐久間は何も言わない。
沈黙が怖くて、すぐに背を向けた。歩き出そうとしたその時ーー
「ま、待ってよ!」
不意に手を掴まれた。
振り向いた瞬間、佐久間の匂いに包まれる。
『諦めるって、何それ!』
『俺何も聞いてないのに』
「だって、佐久間は彼女が欲しいって言ってたし….」
『無理って、俺の気持ちも聞かずに諦めるつもりなの?』
佐久間の声が少し強くなったのを感じた。でも、怒っている訳では無い。
いや、ある意味怒ってるのかもだけど…そうじゃない感空気感を感じた。
『….俺も、ずっと言えなかっただけだから』
「え?」
『俺も阿部ちゃんが好きだよっ』
まるで嘘みたいな時間だった。耳を疑って、目の前の彼を見つめ直す。
「冗談はよしてよ….(笑」
『本気だよ。….ずーっと阿部ちゃんが好きだった。』
『でも、言ったら関係が壊れちゃいそうで怖かったの』
『阿部ちゃんが大好きだから….』
さっきの声とはまるで違う。佐久間の声がとても震えていた。
優しくて、まっすぐで、今にも泣き出しそうな声だった。
「ずるいって、そんなの….」
頬が濡れた気がしたけど、関係ない。
『ねえ阿部ちゃん….最後だなんて言わないで。何回でも言ってよ。俺だって何回も言うんだから』
言葉では抱えきれない想いが、初めて真っ直ぐ交わった。
手を繋いで歩く帰り道。さっきまで冷たかった風が、嘘みたいに暖かく感じる。
ーー
待ってなんか短いな笑笑
後で妄想部屋投稿しときまーす笑
てかてか
選択連載選んで下さい‼️‼️
詳しくは「雑談みかん」にてチェックよろです🔥
では、ばばい‼️‼️
コメント
21件
最高✨ この一言に尽きる!
平和ーーーーー最高💚🩷
ぼのぼの系も最高です、、 いつまでもついていきます師匠!!