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天蓋付きのベッドの上で、瑠衣は侑の上に跨がりながら腰を前後に振っている。
膣に埋め込まれている侑の陰茎が肉壁を刺激し、首筋を晒しながら喘ぐ瑠衣。
「せんせっ…………すごく……感じちゃうっ……んっ…………あんっ」
濃茶の瞳を潤ませ、薄めの唇は薄らと開き、口の端から涎が零れている。
「フンッ…………だらしのない女」
侑が両腕を伸ばし、双丘を揉みしだきながら指先で硬くなった乳首を捏ね回す。
「んあっ……それダメぇっ…………ひゃんっ……」
「ほぉ……お前はこれがいいのか」
言いながら今度は少し強めに二つの果肉を捏ねると、侑の上で瑠衣が身体をビクリと跳ねさせた。
「先生……もうだめぇ…………イキたっ……いっ…………んんんっ……うぅっ」
「…………仕方のないヤツだな」
侑がニヤリと卑しい笑いを見せると、括れた腰を掴んで押さえ付け、膝と腰を浮かせて肉塊を突き上げ続けた。
体型が細い割には大きめの柔肉が上下に激しく揺れ動き、白磁の背中が弧を描くと、瑠衣はイキそうなのか肢体を小刻みに震わせて硬直する。
「あんっ……あんっ…………イッちゃうっ…………せんせっ……イッ——」
瑠衣の身体の力が緩んで侑に倒れ込み、彼は彼女を密着させながら激しく腰を貫いた。
「ヤバっ…………いっ……っ…………ぐっ——」
避妊具越しに白濁が瑠衣の中に注ぎ込まれ、剛直がドクドクと脈を打っている。
全てを放ち切った後、侑は結び合ったまま瑠衣の身体を仰向けにさせると、ゆっくりと自身を引き抜き、コンドームの処理を済ませた。
ベッドの上で横になりながら、二人は他愛のない話をする。
これも、互いの正体が判明してから増えた事。
「そういえばお前、娼婦が外出できる時、オーナーが付き添うか客が付き添うかって言ってたな」
「はい。そうですけど……」
侑が仰向けになりながら何かを思案した後、天井を見つめたまま、ポツリと言葉を零した。
「来月、楽器メーカーのハヤマ ミュージカルインストゥルメンツの創業五十周年記念パーティに招待されている。日曜日の昼なんだが…………お前も行かないか?」