テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
買い物後、先生の自宅に到着。
「どんぐり等の加工は、ある程度でいいですよ。あとは学校へ持っていきますから」
という事で、夕食まではドングリを割ったりして。
そして、昼以上に豪華な夕食をいただく。
しめサバはしっかり僕好みの味になっていた。
他は、鶏肉とカボチャを煮たものとか、朝と同じ刺身とか、焼き魚とか煮魚とか。
そして煎ったくるみが、結構万能に色々使ってある。
カルパッチョとかにも合うし、焼き魚の上に載せてもいいし。
あと味噌スダジイが、やっぱり御飯に合って美味しい。
翌朝は、普通に起きて、使った部屋を掃除した後。
やっぱり美味しい朝御飯を食べる。
これで秋の合宿は終了だ。
でも。
「あとこれ、自転車でも持ち歩ける長さの、リール付の竿と仕掛け。あとうちで一番小さいクーラーボックスと、タッパーそこそこの6個、氷入りよ」
そんなものが用意されている。
「言ったよな。学校に帰ったら、秋らしい釣りに出かけると」
そう言えば、ハゼ釣りって言っていたな。
取り敢えず、そんな荷物と共に車に乗って、学校へ戻る。
学校の倉庫からもう1台、亜里砂さん用の自転車を引っ張り出して。
「それでは、私はお仕事だから失礼しますね」
「先生、どうもありがとうございました」
先生に、全員でお礼を言って。
一度、洗濯物等を部屋に置きに帰って。
そして9時には再集合だ。
「さて、これからハゼ釣りに出かける。仕掛けは最小限。何せ釣り場は街中だからさ。まあ、現場で全て説明するから大丈夫。それでは出発」
あれ?
「エサは、途中で買うんですか」
「とっておきのがあるから、大丈夫だ」
そんな訳で、色々謎のまま、とりあえずリール付きの竿だけを自転車のカゴに入れて、走り出す。
先頭を走る先輩の自転車は、学校から広い道に出て、交差点を駅方向に曲がり、トンネルを抜け、100メートル先の橋の手前を右に曲がった。
そして、50メートルもいかないところで、自転車を止める。
場所は、『船を係留しないで下さい』という看板が目立つ程度の、単なる川縁だ。
少し先に、私鉄の駅が見えている。
「最初はここのポイントから。やり方を説明するから集合」
という事で、皆で先輩を取り囲む形で集合する。
「まずは仕掛け。既に竿についている糸には、フックがついているから、それにこのおもりをつけて、更にその先にこの仕掛けをつける」
糸が50センチあって、先に針が1本だけついている。
そんな、シンプルな仕掛けだ。
「そして、エサは昨日買ったホタテの貝柱。これを針に、こんな感じで、針が隠れるようにつけてやる。あまり太くすると外れやすくなるし勿体ないから、この程度でいい」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!