「葉音っていい名前だよね」
いつの間にか金髪のツインテールの少女はそこにいた。
「まぁ、私が付けた名前じゃないんだけどね」
少女は騙してやったと言わんばかりの顔をする。不思議と怒りが湧いてこない。
「ほんと、綺麗に書けている。最初から最後まで無駄な所がない」
上を見上げる。星を数えている少女の様だ。
「…おはなしはこれくらいにしようか」
くるっと1周してこちらを見る。
「今度会う時はいつかな〜」
楽しそうに少女は語る。
「私が長すぎる小説を読み終わったらかな?」
こちらを見て、少女は言う。
「それじゃまたね。観測者の皆様」
コメント
2件
葉音さん、誰なんだろ……🙄🙄 金髪の少女と次に会える日を楽しみにしてます🙌
「もしこのまま落ちたのなら」完結です! まじで葉音って誰なんですかね。