ショッピングモールから車を走らせ、夕飯時の丁度いいタイミングにコスモスに到着した。花木さんが言うには、今日は私達のお祝いをしてくれる為にお店を定休日にしてくれたらしい。
芥さんは花木さんのことを面白がってるだけだと言っていたけど、そんなこと言ってもここに来てしまうあたり、二人には固い絆があるんだろうな。
コスモスの扉を開くと、食欲をそそるニンニクとスパイスの匂いがお店中に広がっていた。
「こんばんは。よく来てくれたね」
「こんばんはー、今日はわざわざありがとうございます」
「おまえ何回も連絡すんな。うるせぇ」
「だってそうでもしないと無視するじゃないか大和は」
奥の調理場から顔を出した花木さんは、その場から離れずに芥さんに水とお手拭きそこだから持っていってと指示を出す。芥さんは黙ってそれに従っていた。
「今日は二人の為のお祝いだから張り切って特別メニューなんだよ。もちろんお****************
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