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今年のGWは後半メイン。
29日水曜が祝日で、30日と1日が学校。
その後、2日から6日までが休みだ。
「6日はちょっと集まるかもしれませんから、何もなければ予定を入れないでおいて下さいね。あと、晴れそうなら9日土曜日と10日日曜日も」
と先生。
「どうせなら、1日くらいは先生抜きでもハイキングくらい行こうぜ。何なら郷里の伝統料理を振る舞ってやるよ」
郷里の伝統料理。
そういうと、普通は和風の煮物とかを連想する。
でも先輩の出身は、確かトルコだかインドだか。
元々トルコで、インドに移住したんだっけか。
「参考までに、郷里の伝統料理とはどんな料理ですか」
ここは聞いておいた方が無難な気がする。
「そうだな。炊き込み御飯と混ぜ御飯の中間みたいなもんだ。念の為聞いておくけれど、甘口でもカレーが食べられない人はいるか」
うむ。
僕には想像つかない料理だろう事は、疑いない。
「あまり辛いのは苦手ですけれど」
「辛くはないな。辛そうな香りはするけれど。肉系の甘口ドライカレーが、一番日本的な表現で近いかな。もっとずっと、ややこしい料理だけれどな。少々重いから、持ち運びの分担は頼むけれどさ」
「あ、あれですか。いいですね」
これは先生。
どうも先生は、知っている料理らしい。
「ええ、あれです。時間があって、人数がいて、お祭り気分の時でないと作れないので。ついこの前、実家からジャスミンライスと香辛料を送ってきてもらったので、今なら材料も揃いますし」
「あれは美味しいですよね。作るのが大変そうですけれど。いいですね、あれ食べるんですか」
「何か面白そうですね。何という料理なのですか」
「それは当日まで秘密だな。ただ、材料費がかかるから金は取るぞ。1人200円」
それ位なら問題無い。
むしろ、
「そんなに安くていいのでしょうか」
と彩香さんが言う位だ。
「米とか香辛料は、実家から送って貰っているからな。買うのはジャガイモとタマネギ、鶏肉とヨーグルト位だ。
ただ、当日ちょっと余分に背負って貰う事になるけれどな」
どんな料理なんだろう。
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