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世界異変(日本視点)
いつもと変わらない日常だった
変わる事などないはずだった
日本「ドイツさんおはようございます!」
🇩🇪「おはよう、何かいい事でもあったのか?」
日本「あ、今日は会社の設立記念日なので早く帰れますよ!」
🇩🇪「本当か!?」
日本「今日は休めますよ!!」
歓喜の声をあげる
この声すらも偽物だったのかもしれない
昼休み
日本「?ドイツさんはどこでしょう」
いつも仕事を続けているのに居なかった彼の事が少し心配になった
そこで私は探す事にした
日本「ドイツさんー!居ますか?」
日本「!」
彼は屋上に居た
滅多に話さない”彼”と一緒に
日本「ナチスさん?」
一緒の居たのはナチスだった
ナチス「嗚呼日本か」
日本「珍しいですね」
この時はただ異変など感じなかった
日本「ドイツさん、ナチスさんと何をしていたんですか?」
🇩🇪「久しぶりに話そうと思ってな」
ドイツさんとナチスさんは戦後から仲が悪く、滅多に話さなかった
それでも私は何も思わなかった
セカイイヘン(ドイツ視点)
あの時、あいつに会ってから何もかもがおかしい
言おうとした事すら言えない
最初は小さいイヘンだった
あいつ自体におかしな所はなかった
答えは教えてはくれない
俺からも教える事はできない
第一話 終
コメント
1件
第1話、読ませていただきました。最初の楽しげな朝の会話から、屋上でナチスさんと話すドイツさんの姿に空気が一変して、背筋が冷えました。「この声すらも偽物だったのかもしれない」の一文がすごく刺さって……。ドイツ視点の「言おうとした事すら言えない」も、何か強い力に絡め取られているような不気味さがあって、続きが気になります。視点が切り替わる構成も素敵でした。