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高羽市
─たかはねし─
面積:11,36キロ平方メートル。
住人:約6万人。
気候:わりと温暖。 雨が少ない。
市木:松。
マスコットキャラ:天女のテンちゃん。
*良くも悪くも、“都会田舎”という印象の、平凡な中小都市の一角です。
市の実情としては、都会へ通勤する人々が多く暮らすベッドタウンといったところでしょうか。
かつては、市の西側一帯に白砂青松の美浜がありました。
古い時代、天女が水浴びをしようと舞い降りたのを皮きりに、中古代には数多の歌人がその美景を詠い上げました。
ひと昔前は、多くの人々が海水浴に訪れるような有数の観光地でしたが、一巡の盛衰を経て、町の様子はガラリと変わってしまいました。
その大部分が埋め立てられ、すっかりと寂れた砂浜。
もはや存在しない旅館の名称を、いつまでも記し続ける錆びついた看板。
それらが、どこかのんびりとした町並みのあちこちに散見されるのみとなっています。
天野 穂葉
─あまの ほのは─
長所:誰にでも丁寧に対応し、ゆっくりと時間をかけて懇ろな間柄を築いてゆく。 料理が得意。
短所:やや思い込みが激しく、普段はよく見えている周りの物事が疎かになることがある。
* 天野商店の看板娘をしています。気立てが良く、いつでも朗らかな印象です。
料理が得意なので、天野家における食の事情を一手に担っています。
“巫女”としても優秀ですが、徹底して補佐役にまわるのはあまり得意じゃありません。
よく独りで突っ走っては、史のほうがブレーキ役になるという、逆の立場になる場合が屡々です。
望月 千妃
─もちづき ちえ─
長所:いつでも冷静。 独自の着眼点から物事を推察し、思わぬ所から助け舟を出すことができる。
短所:知識欲に貪婪で、我が道を徹底的に突き進む。 しかし、考えの及ばないことが起こると、たまにわたわた。
* 祖父が考古学の権威であり、実家はとても裕福です。
けれども、本人にはあまりお嬢さま然としたところは無く、いたって庶民的な印象です。
“長歌集”本編は、彼女の手による回顧録という設定があります。
宮本 珠衣
─みやもと たまえ─
長所:元気いっぱい!
短所:よく空回り……
* 健全すぎる性格から、若干子どもっぽく見られる事もありますが、一緒にいると楽しいです。
カワイイものが大好きで、穂葉とはよくぬいぐるみ談義に花を咲かせています。
高校では生徒会に属しており、幼なじみ(望月たち)の行動に頭を悩ませる日々を過ごしています。
多賀見 幸介
─たかみ こうすけ─
長所:家族や友達をなにより大切にする。 良く言うと、気さくで良い奴。
短所:悪く言うと、無自覚な八方美人の気がある。 よく遅刻をする。
*ルックスも良く、中身も誠実なので、高校ではかなりの人気者で通っています。
家庭では大学生の姉に溺愛されており、わりと苦労人の節があります。
掛値なしのボケには天性の素質あり。
ただし、身辺にツッコミ役が常駐していないので、みんながみんな乗っかって・乗っかってをくり返すため、収拾のつかない場面になることが多いようです。
天野 史
─あまの ふみ─
長所:ふるい神のわりに、世々の変遷に対し順応性が高い。出来ない事はほぼ無い。
短所:仲良くなった者が稀にエラい目に遭う(例:地獄に落ちるetc.) 身辺の氷製品が秒で溶ける。 常に慢性的なストレスを抱えている。
*高羽市で天野商店を営んでいます。
前向きな性格をしており、それなりに人望もあるため、長く付き合うには恰好の好人物と言えそうです。
ただし、恋人や夫婦など、人生の伴侶にするには最悪の魔人物と言えるかも知れません。
面倒見はわりと良いほうで、高羽市民のこと。 それに、実の娘である穂葉のことをいつでも気にかけているようです。