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高校二年生・仮名:Mさん
誰かと一緒にいる時ほど、逆にすごく孤独になります。
友達と話してても、表情だけ合わせて、
心はどこか別の場所に置き去りになってる感じがします。
みんな笑ってるのに、自分だけ“輪の外”にいるみたいで。
帰り道になると急に疲れが押し寄せてきて……
“あれ、自分何してたんだろう”って思ってしまいます。
誰かと関わるほど孤独になるの、変でしょうか。
遥
「……変じゃない。オレもそういう時ある。
会話してても、“ちゃんとここにいていいのかな”って
どこかで思ってると、心が抜け落ちるんだよな。
相手に合わせることばっか考えてると、
自分の感情が追いつかなくて、気づいたら“なんも感じない”になる。
一緒にいるのに孤独ってのは、
“分かってほしい”って気持ちがまだちゃんと残ってる証拠だよ」
蓮司
「むしろ、誰かといる時に孤独になるのって、
心が敏感だからだと思う。
相手とちゃんと繋がりたいって思うからこそ、
ふっと距離を感じた瞬間に、心が冷えるんだよ。
無理に輪に合わせる必要なんてない。
“そこにいるだけで疲れる相手”より、
“沈黙でも落ち着ける相手”を選んでいいんだ」
日下部
「……孤独って、“ひとりの時”より“誰かのそば”で強くなる。
Mさんは、その違和感に気づけてる分、
自分の心をちゃんと感じ取れてる。
それは鈍いんじゃなくて、感受性が高いってこと。
孤独を悪いものとして押し込めようとすると、
心の居場所がなくなる。
まずは、“感じてしまう自分”を否定しないでいい」
遥
「誰といても疲れる時は、
それだけ自分の心が“ここじゃない”って叫んでるってことだ。
無理に繋がろうとしなくていい。
少し距離をとって、呼吸するみたいに心を休ませてやれ」
蓮司
「孤独って、人と離れるためじゃなくて、
“ほんとうに繋がりたい相手”を探すためにある感覚だよ。
感じたままでいい」
日下部
「……孤独を覚える自分を、置いていかないで。
その心は、まだちゃんと誰かを求めてる」
🗝 三人からのことば
遥:「一緒にいるのに孤独なのは、心が敏感な証拠」
蓮司:「沈黙でも落ち着ける相手を選んでいい」
日下部:「孤独を感じる心は、まだ誰かを求めている」