テラーノベル
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楽しい釣りも、そろそろ終わり。
エサのコマセが底を尽きた。
「そろそろ釣りは撤収しましょう。釣果は充分ですよ」
そう先生が言うので、撤収開始。
仕掛けを外して竿をしまい、使った仕掛けやコマセの袋等のゴミを、スーパーのビニール1枚にまとめる。
コマセの跡とかは、水を流して綺麗にして、皆で荷物を持って、車に戻る。
「さて。今は11時、ちょうど大分潮が引いていますので、岩場の方の採取に入りますよ」
という事で、今度は岩場へ。
防波堤の左側に、岩場が続いている。
先生が、防波堤近くの大分海側で、岩を指して説明。
「例えば、こういう岩の、潮が満ちたら沈みそうなところにいる、これ。これが、この前食べた松葉貝です。これが今回の目的。自然保護も考えて、今回は500円玉目安で、それより小さいのは、採らない方針でお願いします」
その説明の後、菱形で、先がマイナスドライバーみたいな金具を渡される。
「本当はこれ、オイスターナイフなんですけれどね。貝を捕るのに便利なんです。昔は100円ショップでも売っていたので、その頃にまとめて買っておきました」
そんな事で、採取の時間が始まった。
最初はわからなかったけれど、よく見れば結構色々な貝がいる。
「この貝は、駄目ですか」
「ヒザラガイね。食べられない事は無いけれど、面倒なので、今回はパスで」
「わわわわーっ!」
「フナムシは、気持ちは悪いけれど、害はないから大丈夫ですよ」
そんな感じで、皆でうろうろしながら探していく。
「この巻き貝は、大丈夫ですか」
「イソニナね。これは採ってOKです」
「ひひひ、これをこっそり持ち替えるのは、アウトですか」
「わかって言っていますね。サザエの小さい奴だから、駄目ですよ」
そんな感じで、岩場を歩いて。
小さいカニもいたが、採るのは難しい。
川俣先輩が挑戦していたけれど、
「駄目だな、まだサイズが小さいし」
なんて言っていた。
30分位歩いて、大分防波堤から離れただろうか。
「そろそろ戻りましょう」
今度は出来るだけ陸地側を戻る。
勿論、ただ戻る訳ではない。
「これはツルナと言って、食べられます。今日は野菜類が少ないので、ちょっと採っていきましょう」
「あと、砂浜側にオカヒジキがちょっとありますね。あれもキープです」
しっかり野草も2種類確保。
そんな感じで、結構な収穫をクーラーボックスに収納。
車は先生宅へと向かう。
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