テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
23件

今日は、とっても幸せな気持ちで何回も読み返しています^_^ さぁ、明日からは、西奈美へ逆襲がはじましますね!どう、料理するのか、超楽しみ😊
完堕ちの颯介さんの本気のプロポーズ🎉🎉㊗️ 紅子ママのアドバイスの通り凛ちゃんの素直な返事で結婚🔜妻へ〜〜💖 お母様も大喜びだねo(^▽^)o💓💓
イケオジ颯介さんが完堕ち♡(´艸`))) 恋人どころかプロポーズして妻になって欲しいだなんてカッケー(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑💛🧡 公私共に相性バッチリ💕 お母さんに紹介する時は婚約者としてになるね👏👏
しばらくして、颯介が先に目を覚ました。
腕枕をしたまま、まるで凛を守るように抱き寄せて眠っていたらしい。
たくましい腕の中で、凛はまだ安らかな寝息を立てている。
その穏やかな寝顔を見つめながら、颯介は思った。
(見事に堕とされたな……まさかここまで惹かれるとは思わなかった)
胸に湧き上がる感情は、これまでの恋愛とはまったく違う。
戸惑いながらも、その新しい感覚が妙に心地よかった。
凛をカフェで見かけたときから、こうなることを望んでいた気がする。
そして、その想いが一時の気まぐれではないことも分かっていた。
颯介はただ恋人を求めているわけではない。
胸の奥に、初めて『結婚』という二文字が浮かんでいることに気づく。
(おふくろが喜ぶだろうな……)
ふっと笑みをこぼしたとき、凛が目を覚ました。
「あ……」
間近にいる颯介に気づいた凛は、恥ずかしくて思わず声を漏らした。
その仕草が愛おしくて、颯介はそっと頬にキスを落とした。
「おはよう。ぐっすり寝てたね」
「おはようございます。今、何時ですか?」
「もうすぐ11時だ」
「もうそんな時間……」
三時間以上眠っていたことに、凛は驚く。
すると、颯介がふいに口を開いた。
「後悔はない?」
突然の問いに、凛は一瞬戸惑ったが、迷わず答えた。
「ないです。でも、どうしてそんなことを?」
「君の意思をちゃんと聞いておきたくてさ」
颯介は穏やかに微笑むと、観念したように言った。
「君が言った通り、見事な完堕ちだ」
その言葉を聞いた途端、凛の顔がぱっと明るくなる。
「やった~!」
無邪気に喜ぶ凛を見て、颯介は少し表情を引き締めた。
「でも、ひとつ言っておく。俺は『恋人』を作る気はない」
「え?」
凛は衝撃を受けた。
(ということは……一夜限り?)
ショックで頭が真っ白になった凛は、必死に平静を装った。
「で、ですよね……。大丈夫……私なんかが本気で相手にされるなんて思ってませんから……」
ぎこちない笑顔を浮かべる凛を見て、颯介は首を傾げた。
「それって、どういう意味?」
「……つまり、『恋人』じゃないってことは、『遊び』ってことじゃ……」
言い終わる前に、颯介は吹き出した。
「あははははっ」
「な、何がおかしいんですか?」
「ああ、悪い……だっておかしくてさ……」
笑いをなんとか抑え込むと、颯介は真顔で言った。
「何か勘違いしてないか?」
「勘違い?」
「うん。『恋人を作る気はない』の意味をだよ」
凛はきょとんとする。
「俺は君の気の強いところが好きだし、仕事のパートナーとしても申し分ない。おまけに体の相性も最高だ。そんな相手を手放すわけないだろう?」
「……?」
「まだ分からない?」
「ええと……はい……」
「俺が求めているのは、『恋人』じゃなくて『妻』なんだ」
その言葉に、凛の目が大きく見開いた。
「ええっ! つっ、妻?」
「そう、『妻』だ。その様子だと、プロポーズしなきゃダメか?」
「だっ、ダメじゃありません、すみません、すみません……」
動揺する凛に、颯介はまっすぐ視線を向けた。
「凛。俺と結婚してくれないか?」
#恋愛
#ドS
#デートDV
「けっ、結婚……」
突然のプロポーズに、凛は完全に固まった。
「そう。俺の嫁になれ!」
「ちょっ、ちょっと待ってください。冗談ですよね?」
「冗談じゃない。俺は本気だ」
颯介の瞳を見た瞬間、凛はその言葉が真実だと悟った。
だが、あまりにも急すぎて、どう答えればいいのか分からない。
そのとき、紅子の言葉が脳裏に浮かんだ。
『自分に嘘をついたりごまかしたりせず、相手に誠実に向き合うこと。それだけで、ちゃんと相手に伝わるわ』
凛は小さく息を吸い、颯介に尋ねた。
「本当に……本当に私でいいんですか?」
「もちろん。君がいいんだ」
「私、気が強いし、けっこう優柔不断だし、真壁さんがまだ知らない嫌なところも、たぶんいっぱいあります。それでもいいんですか?」
「ああ。凛の知らない部分を、ひとつずつ知っていくのも楽しそうだ」
颯介は余裕の笑みを浮かべる。
(ああ……人生経験豊富なイケオジには何を言っても通用しないんだわ……)
凛は観念し、素直な気持ちを口にした。
「分かりました。プロポーズ、お受けします」
彼の目をしっかり見て答える。
すると、颯介はほっとしたように微笑んだ。
「ありがとう、凛。一生大切にするよ」
「よろしくお願いします」
凛が恥ずかしそうにぺこりと会釈をすると、颯介はこの上ない優しい眼差しで見つめる。
「これで婚約成立だな」
「ふふっ……ですね」
「初めて君を見たときから、こうなる気がしていたんだ」
「初めて見たとき? ああ、会社でですか?」
「いや、違う。会社で会う前に、俺たちは一度会ってる」
その言葉に、凛は目を丸くした。
「どこでですか?」
「カフェで、インテリ風のメガネの男を振ってただろう?」
「あっ……」
凛は、マッチングアプリで知り合った北川のことを思い出した。
「あのとき、いたんですか?」
「隣のテーブルにいた」
「全然気づきませんでした」
「だろうな。君は男を振るのに必死だったから」
颯介はくすっと笑い、凛の唇に軽くキスをした。
優しいキスを受けながら、凛は人と人が出会う縁の不思議を感じていた。
もしかしたら、二人は最初から出会う運命だったのかもしれない。
「俺たちが結婚すると知ったら、おふくろが泣いて喜ぶな……」
その言葉に、凛はハッとした。
「そういえば、お母様、大丈夫でしたか? それに、沢渡さんも……」
「大丈夫だよ。彼女を家まで送り届けたあと、家に戻っておふくろに全部説明した。君のこと、すごく心配してた」
「ご心配をおかけしてしまって……で、沢渡さんは?」
「家まで送っただけで何も話してない。今は変に刺激しない方がいいだろう。明日、田辺さんと会うから、そのとき全部話すよ」
「分かりました。でも、お母様がご無事でよかったです」
母親を気遣う凛の姿を見て、颯介はさらに愛おしさを募らせる。
実は颯介は、母親から毎日のように『凛さんをまた招待したら?』とせがまれていた。
「凛」
「はい?」
「もう一度抱きたい」
「えっ、でも、もう、お昼ですよ」
「俺たちには、昼も夜も関係ないさ」
颯介の熱を帯びた瞳に捉えられると、凛はまるで魔法にかかったように身動きが取れなくなる。
そのまま二人は、互いの想いを確かめ合うように、再び燃え上がるような濃密な時間を、ゆっくりと重ねていった。