💙「……なぁ、涼太」
❤️「ん?」
💙「……いや、なんでもない」
言えない。
本当は、言いたくてたまらないのに。
💙『お前のことが、好きだよ』
冗談でも笑い話でもなくて、誰よりも本気で、誰よりも前からずっと好きだった。
でも、この気持ちを言ってしまったら、もう二度と、今みたいに隣にはいられない気がした。
同性に恋をしてしまったこの感情が、この社会でどう受け入れられるだろうか。アイドルとして、同じグループのメンバーとして、涼太の想いを公にすることなどできない。
俺はその現実を受け入れるしかなかった。
💙 (お前が幸せなら、それでいいんだ)
俺はその言葉を繰り返し続けた。
コメント
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うちはゆり組が付き合ったら興奮しまくりますけどね。