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11時

月見たちは音楽室に集まった

真凛「先生達に怒られたり……しないよね?」

(↑因みに宿直当番とかは今はほぼ無いそうです)

月見「さあ……」

リリック「平気じゃない?」

かずき「じゃあ……月見、聖水持ってきてくれた?」

月見は透明な水が入った瓶を取り出した

「うん!」

「とりあえず俺はナイフを持ってきた。体のどこかを傷つけるんだ。一か八かだ、行くぞ!!」


全員は指にそれぞれ切り傷をつけた

そしてその手を瓶の上にかざした

赤い色が聖水の中に広がっていく

かずき「じゃあ……月明かりに照らすぞ」


照らし続けて1分後

聖水が虹色に光り始めた

かずき「本当だった……!!あの本にかいてあったこと、本当だった!みんな!行きたいって強く念じるんだ!!!!」


そして月見たちは願った

もう一度あの世界に行けますように

夏樹に会えますように

すると、仮想世界に巻き込まれた時のように床が消えて暗闇が現れた

「みんな!手を離すなよ!!繋ぐんだ!!」










植物モンスター「あ〜、やっと花畑ができてきた……って!!!!」

その上に見事に月見たちは着地した

花が無慈悲にも全て全滅した

月見「やった!!成功したよ!!」

植物モンスター「………貴様ら毎回毎回花畑を荒らしやがって!!許さん!!!!」

全員「お前生きてたんかい!!逃げろー!!!!」

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