テラーノベル
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●セレンの魔法●論理がないと警察に、証拠不十分だ!と言われる。
冷たい雨が降り注ぐ、クラッシックなレトロ街
私は、カフェテリアで、ココアを楽しんでいた。
バタン
セレン「あなた、大丈夫!」
女性「大丈夫、それより、これを早くあそこの会社に届けて」
病院で、彼女は亡くなったことが確認された。
医者「薬を飲んでいれば防げた可能性が高いですね」
書類を届けに会社に向かった。
会社に、事情を説明した。
a「分かりました、、」
b「彼氏さんも辛かったでしょうね」
c「とてもよく、働いてくれるパートナーだったのに」
d「書類を頼んだだけなのに、、」
社内は、生暖かい風で包まれていた。
ゴミ箱の奥に、薬の瓶が捨てられていた。
中身は、ほとんど減っていない。
社内の掲示板には、社員の健康調査表があった。
女性は、過度なストレスだったみたいだ。
セレン「なぜ、ここに健康調査表があるのですか?」
a「実は、みんながこのほうがお互いに健康管理し合えるから良いと賛同した結果です。cは、健康調査員として記録していました。何やら女性は、cに薬の相談をしていたみたいですが、、。」
c「薬を飲みたい。でもdさんに見られたら怒られるといっていた」
セレン「皆さんは、ずっと、このオフィスにいたのですか?」
全員「ええ、そうです」
昨日の夜、私が、この近くを通るとき明かりがついていた。
女性の机からは、何か重いものを乗せたかのように不自然に書類型に凹んだ、跡があった。
机からは、消すカスで汚れていた。
机の表面は、まだ、わずかに暖かかった。
机から出てきたメモからは、薬は甘えだとdに言われたと記録があった。
「今日中に終わらせないなら査定に響く」
と女性のメールにdから送られている。
セレン「夜遅くまで、女性は、頑張っていたのですか?」
a「えぇ、dから渡されたしごとを終わらせるんだ!って、書類自体は、数カ月かかってもよかったものなんですが、、。」
彼氏「そういえば、dが怖いと酷く怯えていたな」
セレン「セレン「……そういうこと」
嫉妬。
捨てられた薬。
ゴミ箱の奥に、薬の瓶が捨てられていた。
薬瓶にdの指紋
監視カメラにdが机に触れる姿
机の凹み=dの書類箱の角と一致
ゴミ袋の結び方がdの癖と同じ
その上に、新しいゴミ袋が重ねられている。
押し付けられた膨大な書類。
セレン「薬は、甘えではありません」
静まり返る室内。
セレン「甘えと言われた人間は、二度と助けを求めなくなります」
dが震える。
セレン「あなたは、薬を捨てた」
「あなたは、仕事を増やした」
「そして、あなた達は、黙って見ていた」
d「努力すれば、仕事を完璧にすれば、
私が一番だって証明できると思ってた」
刑務所に送られるdは、
最後まで誰も見なかった。
掲示板の健康調査表だけが、
静かに揺れていた。
私は、雨の街に戻る。
ココアは、もう冷めていた。
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