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ウィッチ「ソーソー、そのツンクンの話なんだけど〜」

寝癖「…あぁ、思い出した」

ウィッチ「でもまだ完全に思い出してないヨウだかラ、教えてあげるネー」

僕はウィッチの話を真剣に聞くのは嫌だが、仕方ない…

両目を揃えるのは話を聞いた後にしよう


ウィッチの話を聞いた

僕がとても幼い頃、珍しい瞳で、色んな人から求められていた

1億とか、大金を持ってきた奴もいた

だが、両目が珍しい為、周りの人から特別扱いされていると思われていたらしく、いじめを受けていた

そこを『ツン』が助けていたという

ツンが僕を守っていた時、誰かに、僕の瞳を傷つけようとしたんだろう

石が飛んできた

その石が、運悪くツンの頭に当たった

打ち所が悪かったらしく、ツンは….

だが、ツンは僕が幸せになることを望んでいるようだとウィッチに言われた

ウィッチは亡き人でも意思疎通が特別に出来る魔法使いだ

ウィッチ「という訳なんだよネ〜」

寝癖「…そうか」

ウィッチ「だから、その死んだように寝てる奴の目、取らない方がイイヨ、ボクの魔法でツンが何言おうとしてるのか分かるしネ〜」

寝癖「…そうだな」

安心した

マッシュが苦しむ姿を見なくていい…

だけど

マッシュの方を見ると

目が開いていた

寝癖「…ッ!!マッシュ…」

マッシュ「ヴー…おはよう…」

具合が悪そうだった

そりゃそうだ

かなり強い睡眠薬、しかも初心者が作った

具合が悪くなるのも当然だ

マッシュ「話…..聞いてたんだけど、両目揃えたいの?」

寝癖「…まぁ、魔法使えるし…便利だよ」

マッシュ「そっか、ならいいよ」

寝癖「…でも、マッシュに使ってもらう」

マッシュ「なんで?」

寝癖「僕が魔法を使う理由が無くなった」

マッシュ「そっか〜、でも、こうやって2人一緒の瞳を持ってるの良くない?」

いいのか…?

困惑したが、マッシュが言うんなら良いだろう

はぁーーー…良かった…

嫌われていないことが分かり、とても安心した

これからも幸せに過ごせるだろう

片目がない僕と、不思議な男との物語

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