この作品はいかがでしたか?
300
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(この前はじめに書き忘れてました)
前回のエピソードにてエンディング募集中です
御本人様には関係ありません
出てくる人に偏りがあります
不思議系の話です
軍パロ、人外?パロです
今日も、予定が落ち着いたところで例の路地に行く
彼の話__ではないか
噂はすごく面白い
そして___何かが引っかかるのだ
心の奥底…感情のさらに下の、俺の根底にあるもの
これは、何なのだろうか
それを知るために俺は今日も路地に行く
「やあ」
そう言って扉を開ける
「こんにちは」
短い言葉を交わし、早速本題に入る
「今日は、噂を聞きに来たわけじゃない」
「…では、何を?」
この違和感の正体を探りに来た、とは言いづらく結局
「お前のことを知りたくてな」
「知って何になるんですか」
噂屋はため息をつく
こいつ、だんだん俺の扱いがぞんざいになってきてないか?
なにかした記憶はないのだが
「気の所為ですよ」
「心を読むな」
「…まあいいでしょう」
もう一回ため息を付いて、俺に聞く
「何が知りたいんですか?」
「いいのか!」
「あなたが知りたいといったんでしょう」
言い方や態度は冷たいが、これは彼なりの優しさなのだろうか
「じゃあ、質問に答える形で教えてくれないか?」
「わかりました」
「まずは…名前は?」
「特にないですが…アルベルトとでもお呼びしていただければ」
「次、お前は人間なのか?」
「限りなく人外に近い人間です」
「は?」
「永遠とこの場所に縛られることと引き換えにたくさんの知識を得ていますから」
「それは、生まれたときから決まっていたのか?」
「いいえ、自分で自分に課せた鎖です」
「なんでそうしようと思ったんだ?」
「本当に質問攻めですね…大切な人を待つためです」
「その_「それ以上は答えられません」
「なぜだ?」
「言えません」
肝心なところで質問をかわされる
ならば次
「お前はどれぐらいの年月を生きているんだ?」
「自分でもよくわからないのですが…第一次世界大戦後ぐらいからですかね」
「私が生きていた世界は厳密にはここではないので」
「厳密には?」
「次元の狭間みたいなところだったんですよ、だからいろんな世界の歴史に現れては消えてしていて」
「ほう、一度行ってみたいな」
「貴方も行こうと思えばいけますよ」
そういい終わり、どこからともなく出した紅茶を彼が飲む
「だってあそこはこの噂屋と同じ次元ですからね」
では、ここも次元の狭間ということか
「私からも、質問していいですか?」
珍しい
「勿論!」
「今、W国はどういう紹介をされているのですか?その、教科書などで」
「そうだな、前までは暴虐無道の軍事国家だと言われていたが今は違うな」
「色々意見が別れているな、正義の国や戦争が大好きな変な国」
「少なくとも最低な国というイメージは払拭されつつある」
「そうですか」
アルベルトがとたん笑顔になる
W国となにか繋がりがあるのだろうか
「今日は面白かったぞ」
「おや、もう終わりですか?」
「ああ、聞きたいことは聞けたしな」
席を立とうとすると、呼び止められる
「あの、これ」
「この前行った世界のお土産です」
そう言って黒色の高級そうな万年筆を渡される
「いいのか?」
「私は自分のを持っているので」
「ありがとう、では」
そう言って今度こそ席を立ち、出口の扉に手をかける
「では、また今度」
幕間です
会話文が多くなって申し訳ない
エンディングは、コメントが特に無ければhappyendになります
それでは、
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