テラーノベル
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収録が終わって楽屋に戻ったとき、胸の傷がまだ疼いてた。トイレでちぎった花のとこが、じんわり熱を持ってる。
今日はもう咲かないはず…定期的だったのが不定期になったのは不安だけど、1日1回咲くかそれ以下。今日もバレずに済んで、ほっとしたところで、荷物をまとめて帰ろうとした。
ドアを開けかけたところで、声がかかった。
🖤「しょっぴー 」
めめだった。
🖤「今日、このあと時間ある?」
💙「……あるけど、どうしたの?」
🖤「一緒に飯、行きたいと思って」
その言葉に、胸が少し温かくなった。でもすぐに現実に戻る。めめは忙しい。ドラマや映画の撮影にグループの仕事、雑誌での取材、移動も多い。正直、疲れてないわけないだろう。
💙「…いや、いいよ。今日も朝早かったじゃん。ゆっくり休みなよ」
自然とそんな言葉が出る。俺と飯に行くより、家帰って寝た方がいいに決まってる。
🖤「俺はしょっぴーと行きたいんだけど、別に長くなくていいから、ちょっとだけでも、ね…だめ?」
💙「はぁ…ずるいわ。そんなん言われたら断りずらいじゃん笑」
頷くと、めめはふっと息を吐いて、笑った。
🖤「よし!じゃあ、先に店抑えとくから、後で連絡するね」
💙「うん。ありがとう」
店は個室のある焼肉屋だった。
お互い車で向かい店先で軽く手を上げて合図する。
個室に通され、向かい合って座った。
💙「最近どうなの?ちゃんと休めてる?」
水を飲みながら何気なく聞くと、めめは「まあ」と短く答えた。
🖤「でも、慣れたかな」
💙「慣れるなよ。ちゃんと休め 」
そういうと、めめは少しだけ眉を顰めた。
🖤「しょっぴーに言われたくないなぁ」
💙「なんでだよ」
🖤「自分のこと、後回しにするじゃん」
淡々とした指摘に、思わず言葉が詰まる。
何も知らないくせに──と一瞬思って、すぐに打ち消す。こういう考えをやめたい。めめはちゃんと心配してくれてるのに…
💙「してないよ」
🖤「してます」
網の上で肉が焼ける音が、ジュッと響く。
甘いタレの匂いが立ち上がる。その匂いに混じって、胸の奥がかすかに熱を帯びるのを感じた。
🖤「しょっぴー」
呼ばれて、顔を上げる。
🖤「肉焼けたよ、食べて」
💙「ん?あぁ、ありがと」
食べ終えて、満足気に息を吐いた。
💙「うまかった〜。このまま、サウナ行っちゃおっかな〜」
軽く言うと、めめはふっと微笑む。
その笑顔が、なんだか優しくて。俺は財布を出そうとしたけど、めめが先にレジに向かった。俺が出すつもりだったのに、結局全部出されてしまった。
店を出て、駐車場まで一緒に歩く。夜風が少し冷たくて、心地いい。
🖤「しょっぴー。ちょっと、見てほしいのあるんだけど、いい?」
💙「なに?」
🖤「車まで来て」
なんだよ、と笑いながら着いていく。
めめは後部座席のドアを、ピッと開けた。
🖤「これなんだけど──」
言いかけた瞬間。背中に、強い力がかかる。
💙「っ、え?」
体が前に倒れて、後部座席に倒れ込む。柔らかいシートに、息が詰まった。
💙「ちょ、なにして」
慌てて体を起こそうとしたけど、めめがドアを閉めて、中に入ってきた。俺の上に覆いかぶさるようにして、
🖤「ごめんね、後でいくらでも説教聞くんで」
💙「めめ?」
そのまま、俺の服をめくり上げた。冷たい空気が肌に触れて、ゾワッとした。
💙「何して──」
抵抗しようとしたけど、体格差で全然敵わない。
💙「……おい、なんか言えよ」
めめの手が、俺の胸にそっと当てられる。
🖤「しょっぴー」
低い声。逃げ場を与えないよっていうばかりに落ち着いている。
🖤「……プラントなんでしょ?」
なんで……
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ふぉーーーまってました! やっぱ神(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
