テラーノベル
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春乃莉織🎀
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ゆきね。
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夢見る少女じゃ居られない
白馬の王子は現れない
夢見るだけじゃ生きていけない
現実はお金も時間もない
働けど働けどお金は出ていく一方
オシャレしてデートに出掛けたい
現実はパジャマで家デート
結構グダグダ過ごすだけ
トキメキなんてひとつもない
愛されたくて吠えて
愛してるなんて嘯いて
私を抱いてすぐ寝るの
そんな機械的な日々に飽きてしまった
欲しかったのは’ごめんね’じゃなくて
‘楽しかった’の一言で良かった
貴方のことを許せはしないけれど
まだちょっと愛してる私がいる
変わったことは貴方が居ないだけ
私の日々に居ないだけ
コメント
3件
今回もめちゃくちゃ良かったです!!!! どうやら語り手は夢を見たいけど 厳しい現実により見れていない様ですね… 現実では白馬の王子は現れず、 お金も時間も無かったり オシャレした外デートは出来ず 出来たのはパジャマで家デート… そんな日々を終わりにする為に 貴方と別れた様ですが… 貴方を許せないと思いながらも 貴方を少しだけ愛している自分もいる… 本当に現実って夢の様に 上手くいきませんね…
「夢見る少女じゃ居られない」――この一行で全部の空気が決まってるなと思いました。欲しかったのが「ごめんね」じゃなくて「楽しかった」の一言だったっていうライン、すごく刺さりました。責めるでも嘆くでもなく、静かに「そうだったらよかったのに」って置いてある感じが、余計に切ないです。「まだちょっと愛してる私がいる」っていう、自分でも諦めきれてないもどかしさもすごくリアルで。日常に溶けて消えそうな痛みを、言葉でぎゅっと掬い取ったような詩でした。