テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
335
#ギャグ・コメディ
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ーー20254月10日ーー
「一昨日、福井県福井市の製肉工場で過激派ヴィーガン団体によるテロ爆発を受けました。従業員158人が死亡、85人が重傷を負うなど甚大な被害の模様です。ヴィーガン団体の実行犯15人が逮捕されました。また、犯人達は事情聴取を受けましたが、黙秘を続けているようです。」
『物騒な世の中になったもんだなぁ』と彼は思った。
ピンポーン
インターホンが鳴った。彼は玄関の方へ向かった。
「はーい。何か頼んだっけ?今、開けまーす。」
出て来たのは、1人の女性だった。
「あ、こんにちは〜。早速、質問なんですけどお肉は食べますか?」
「食べますね、昨日の夜は豚肉を食べました。」
「そうですか、あなたは豚肉を食べて、豚さんが可哀想とか、思わないんですか?」
「思わないですね。考えた事もありません。」
「でも、命って平等じゃないですか?」
「確かにそうは思いますけど、『虎や狼だって肉を食べるから、人間が食べて何が悪いの?』とは、思います。」
「それ、洗脳なんです。あなたも真実を知って草食になりましょう!そうすればあなたも救われ選ばれし831人になれるかもしれません!」
彼女は、早口で言った。
『831人って多いな』と、彼は思った。
「なぜ、草食になると自分が救われるんでしょう?自分がそんなに落ちぶれた人間に見えますか?あと、草食にはなりません。」
「そうですか、ならば死んでください。」
彼女は、持っていたバッグから血のついた斧を取り出し、彼に向かって振り下ろした。
ゴッ!
重い音が、アパート中に響いた。彼は、白目を向きうつ伏せで倒れた。玄関には、彼の血が広がり部屋中に血の匂いが充満した。
「あ、起きた?」
彼が起きた場所にいたのは、椅子に座り白いローブに身を包んだ、天使のような女性だった。
「あの〜、ここはどこです?」
「あなたがたが言う、天国と地獄の狭間ですね〜。」
そこは、雲のような地面と星々の様な物が輝く空が広がる場所だった。
「 今から、どっちに行くか決めますので、しばらくお待ちください。柳朱莉17歳一人暮らし。偏食女に殺され、死亡ねー。まあ、地獄行的な事無いし、天国で良い気するねー。」
「結構、適当なんですね。」
「うん、私代理だし。担当が行方不明でねー、噂では転生希望の人に一目惚れして、付いていったらしいよー。」
「転生できるんですね。」
「うん、手続き面倒くさいから私的には、天国か地獄だけで済ましたいんだよねー。朱莉君てさー、可愛い顔してるよね。」
「よく言われます。」
「お姉さんと良い事しないかい?例えばー、ちょっとHな事とかさー、なんだったら私と一緒に転生する?」
「転生に興味ありますけど、一緒に転生はお断りいたします。」
「へー、そんな事言うんだねー。」
そう言うと、彼女は朱莉に向かって歩いた。そして、朱莉を押し倒した。
「1つだけ言うとね、朱莉君に拒否権無いし立場分かってる?私がちょちょっとやれば、一緒に転生して一生永遠に愛し合う事も出来るんだよ。」
「マジで、辞めてください。」
朱莉は彼女に反抗しようとしたが、抑えられてしまった。
「抵抗すんの辞めようか。私さ、君が産まれた時から死ぬまでずっとずっーと、待ってたんだよ。可愛い可愛い君が大きくなるまで♡こんなに大きくなって、私すっごく嬉しいの。」
「まず、俺まだあなたの名前知らないんですけど!あと、キスしようとすんのやめてください!」
「そうだね、私はミヤビ。天照大御神様直属の部下です。だって、朱莉君は私をきょひするんだもん!わからせるしか、無いよねぇ。快楽漬けにして、逆らえないようにして、守ってあげる。何十回何百回転生しても、快楽漬けにして守ってあげる。お互い離れていても一生一緒にいようね♡」