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心美は、6ヶ月を過ぎ、しっかりお座りが出来るようになった。
コロナも収束し、徐々に日常が戻ってきた。
「ここちゃんがもう少し大きくなったら、披露宴する?」
「え? ホントに?」
「うん、そうだな。もっと安心出来るようになったら、盛大にやりたいよな」
「ありがとう〜」
「うん、その前に……」
8月のお盆休みに、洋平と美優の同期夫婦を呼び
一緒にクルージングをすることに……
「え〜ホントに夏希ちゃんと葵ちゃんに会えるの?」
「うん」
「うわ〜嬉しい! 何年ぶりだろう? 彼女たちが結婚したのが23.4歳の時だから、4.5年ぶりぐらいかなぁ?」
「そうだろうな、俺も去年、高橋が本社に来た時に会っただけで、藤沢なんて神奈川支社に居るのに、なかなか会えないよ」
「嬉しい〜♡ありがとう洋平〜」
「お〜俺も嬉しいよ。」
洋平の同期、高橋と藤沢
美優の同期、夏希と葵
入社した時は、まさかこの3組のメンバーが、それぞれ結婚するなんて思いもしなかった。
高橋、夏希夫婦には、4歳と2歳になる男の子が居て、大阪に住んでいるから、久しぶりにお盆休みに実家へ帰省するという。
藤沢、葵夫婦には、3歳になる女の子が1人。
クルーザーは、横浜に置いてあるので、「会いたい!」と、1日空けてくれて来てくれるようだ。
それぞれ、久しぶりだし、ゆっくり話したいから、
目が離せない育ち盛りの子どもたちは、実家へ預けるという。
なので、ここちゃんも美優の実家へ預けることに……
皆んな夫婦だけで、童心に帰り同期会が出来る。
とても嬉しい。
当日、朝早く、ここちゃんを預けて出発!
「久しぶりだね〜」
「うん、これから皆んなに会えるなんて、すごく嬉しい〜」
「そうだね……」
美優は、皆んなに会えることが嬉しくて、嬉しくて……
楽しみで仕方がない。
洋平は、──2人きりになるのが久しぶり♡って言ったのになぁ〜と、ちょっと苦笑い……ハハ
ベイサイドに到着し、初めて見る洋平たちのクルーザー
「うわ〜すご〜い! 大きいね〜」
「まあね、1人では絶対買えなかったからね〜」
「まだ、綺麗だね〜」
「うん、ココで管理してもらってるから綺麗だね」
「売っちゃうんだ」と、少し名残惜しそうな美優
「また、余裕が出れば買えば良いよ」
「ううん、イイよ、乗れる余裕なんてないよ」
「そうだな、こんな時にしか集まれないし……」
「うん」
「だから、今日は楽しもう!」
「うん、ありがとう〜洋平」
「お〜」
久しぶりだから、一応、室内を綺麗に拭き掃除する。
買い込んで来た食材を運び込み、準備をする。
しばらくすると、藤沢、葵夫婦が到着。
「美優ちゃ〜ん!」
「葵ちゃん?」
「うわ〜久しぶり〜会いたかったよ〜」
「私も会いたかったよ、葵ちゃん。元気だった?」
「うん、元気元気! ずっと自粛だったものね。人恋しかったよ」
「うん、こうやって会えるなんて、ホントに嬉しい〜」
「美優ちゃん、ママになったんでしょう?」
「うん」
「おめでとう! 全然、体型変わらなくて細いね〜 やっぱり、胸は大きくなった?」
「うん、3サイズぐらい大きくなってビックリよ」
「あ〜そうよね、でも、授乳終わると急激に|萎《しぼ》んじゃうから気をつけてね」
「あ、やっぱりそうなの? よく聞くから……」
「そう、ちゃんとアフターケアをしないと、私みたいに元々より萎んじゃうよ」
「え〜! そうなんだ、色々教えてね。先輩ママ」
「葵! いきなり、なんの話をしてんだよ、ハハ」
「あ〜藤沢さん、お久しぶりです!」
「お、久しぶり! お元気そうで」
「うん、元気だよ。藤沢さんもお元気そうで良かった」
そう話していると……
「杉野〜!」
「あの声は……」
「高橋夫婦だ!」
「あ〜もっと先輩ママが来たわよ」
「ホントだあ〜」
「おー」皆んなで手を振る
「なっちゃ〜ん!」
全力で手を振る美優と葵
「おー、美優ちゃん! 葵ちゃん!」
「ふふ、なんか高橋くんって、相変わらず面白いよね」
「うん、大阪に染まってるんじゃない?」
「益々面白くなってそうだね」
「なんだろう、お笑い芸人さんにしか見えないんだけど……」
「ふふふふ」
にこやかに笑いながら、手を振っているから
高橋には何を言われているか? 全く聞こえない。
「ふふふふ」
楽しいクルージングになりそうだ。
「なっちゃ〜ん、久しぶり〜会いたかったよ〜」
「私も会いたかったよ〜美優ちゃん」
「元気そうで良かった〜」
「う〜ん、葵ちゃんも〜」
|20歳《はたち》で入社した頃の3人に戻ったかのように、はしゃいでいる。
「私、全体的に《《大きく》》なったでしょう?」
「あははは、自分で言ってくれて良かった。言いにくかったよ」
「ハハハハ、美優ちゃんも葵ちゃんも2人ともママになったんでしょう?めちゃくちゃ細いね〜なんで?」
「ウチの娘は、もう3歳だから、体重戻ったわよ。」
「え? 葵ちゃん、もう産まないの?」
「う〜ん、私は、1人でイイかなぁ」
「美優ちゃんは? 娘ちゃん何ヶ月だっけ?」
「6ヶ月過ぎたところ、私は、もう1人は、欲しいかなぁ〜妹か弟を作ってあげたい」
男性陣も……
「よ〜! 元気だったか?」と、相変わらずムードメーカーの高橋さんが仕切っている。
「俺とは、去年会っただろ?」と洋平。
「おーでも、会いたかったよ〜♡」とハグをする。
「あははは、分かった、分かった、もう〜やめろよ」
「藤沢も〜」と、藤沢さんにもハグする高橋さん。
クールな藤沢さんは、ただただ笑ってる。
「いや〜しかし、洋平がこんな船持ってるとは、ビックリしたよ。イイなぁ」
「学生の頃は、よく皆んなで乗ってたけど、働き出してからは、乗ってないし、しかも、マレーシアに5年も行ってたからなぁ〜」
「維持費が大変だろ?」
「そう! だから、もう友達も手放そうって……だから、俺が一番乗れてなかったから、最後に乗せてもらうことに……」
「そっかあ〜誘ってくれてありがとうなぁ」
「ホントありがとうな」
「イヤイヤ、奥さんたちも同期に会えて嬉しそうだし、良かったよ」
「うん、皆んな楽しそうだな」
「お嬢様方、そろそろ俺たちも話に入れてよ〜」
と、高橋さん。
「あ、ごめん忘れてた!」と奥さんのなっちゃん。
「忘れんなよ」
「なんか、高橋さんもなっちゃんも、やっぱり関西弁になってる?」と、美優
「あーやっぱり? そりゃあ出るよなぁ」
「大阪に行って何年だ?」
「もう3年過ぎた、4年目」
「そりゃあ、どっぷり関西人だな」
「うん、俺には合ってるかも……大阪の人は、皆んな優しいし、オモロいし……」
「合ってるよな、なっちゃんも馴染んでるよな」
「うん、男の子2人だから、仲良くしてもらってるママ友とかに、安いお店とか教えてもらうし、習い事も一緒に行かせてもらって、毎日バタバタ戦争のようよ……」
「なるほどね〜」と、洋平が感心してると……
「美優ちゃんみたいに美貌を保ってなくて、ごめんね」
「いや、何も言ってないよ、ハハハ」
「目が物語ってるよ、杉野さん! ハハハ」
「さあ、そろそろ出発しましょうか?」
「えーマジで杉野さんが操縦するの?」と、夏希
「そうだよ〜」洋平
「すごいね〜美優ちゃん、また惚れ直すね」と、葵
「ふふふ♡」美優
「そうかもね〜♡」と、美優の肩にタッチして行く洋平
「うわ、いつまでもラブラブだね〜」と、夏希は
きゅんきゅんしてる
「羨ましい〜♡」と、高橋
「あ、目の毒ね、ウチにはあり得ない光景だわ」
「オイオイ!」
「ハハハハ、やっぱり夫婦漫才みたい」と、藤沢
「ボソッと、鋭いツッコミありがとう!」高橋
「適当に飲んだり食ったりしててイイよ」洋平
「じゃあ、準備しておくね」と、美優
「分かった。ポイントまで行くわ」洋平
「うん」美優
「操縦してるの見ててもイイか?」と、高橋
「あー」洋平
「じゃあ、俺も……」と、藤沢
結局、女性陣3人でペチャクチャ喋りながら、
お昼ご飯の用意
「ポイントに着いたら、バーベキューしようね」美優
「わ〜い、嬉しい!子どもが居ると、ご飯もゆっくり食べられないもんね」夏希
「うんうん、分かる〜!」葵
「ホントに子育てって大変よね〜」美優
「1人でも大変なのに、なっちゃんすごいよね」葵
「ホントに逞しくなるわよ、ハハ」
おしゃべりは、止まらない。
楽しい女子会だ。
「美優ちゃん夫婦は、まだ新婚みたいなもんよね」葵
「うん、でも、1年過ぎたよ」美優
「そりゃあラブラブよね〜」
「ていうか、洋平さんの美優ちゃん好き好きオーラがすごいわ♡」
「え〜そう?」
「うんうん、昔付き合い出した頃もすごかったけど、今はもっとすごいよね〜照れちゃう♡」
「ヤダ〜ハハハ」
「でも、大事なことだよね〜」葵
「うんうん、羨ましいぞ」夏希
「なっちゃんも高橋さんと、息ぴったりの夫婦って感じよね」
「うんうん、そうだよね、仲良し夫婦」葵
「葵ちゃんとこも、藤沢さんはクールだけど、実は優しそうだし……」夏希
「うん、あ〜見えて家事も手伝ってくれるし、優しいよ」
「ヤダ〜やっぱり〜♡」
「ウチだけか……何もしないのは……」夏希
「えー? 嘘、高橋さん、すごく動いてくれそうよ」
「うんうん」
「アレは調子がイイだけよ。言ったことしかしてくれないの」
「まだ、やってくれるならイイよね」葵
「うんうん」美優
「まあね、何もやらなくなったら終わりだわ」夏希
洋平は、ポイントで停泊させて
「じゃあ、バーベキューしますか?」
「オー! 洋平やっぱりスゲ〜な」と、高橋と藤沢は感心している。
「俺も操縦やりたくなったよ」高橋
「金かかるぞ!」洋平
「だよな、やっぱ無理だわ」
「そうそう、独身の時の遊びだからな」
「結婚してからは、無理だな、よっぽど余裕がなきゃな」
「だよな」
「はい、お肉焼くよ〜」
「パパ、これ持ってって!」夏希
「はいよ」高橋
「《《パパ》》か〜」洋平
「あ、どうしても、パパって呼んじゃう」夏希
「そう、だからウチは色気がないんだな」
「色気は、求めないでね〜《《パパ》》」
「藤沢んとこは?」
「やっぱり今は、パパだなぁ」
「うん」
「えー?洋平くんは、なんて呼んでるの?」高橋
「美優!」
「うわ♡美優ちゃんは?」高橋
「洋平!」
「いや〜ん、ラブラブ〜♡」高橋夫婦
「ハハハハ」
「やっぱり、パパママになるのかなあ?」
「うん、ついついなっちゃうよね?」夏希
「うん、子ども中心になるからね」葵
「そうなんだ」美優
「で、そのうち、◯◯ちゃんママとか言われて、◯◯のお母さんって言われて、自分の下の名前で呼ぶのは、親兄弟だけに……」
「あ〜ホントだ」葵
「そっかあ〜」美優
「そう、だから、それが寂しいから俺は、美優には、ずっと美優って呼びたいし、洋平って呼んで欲しい」
「きゃ〜♡」高橋夫婦
パチパチ パチパチ
「なんだよ」
「イイよ、すごくイイと思う、皆んな見習わないとな」高橋
「俺らは、5年も離れてたから、今まだ恋してるの」
「きゃ〜照れる〜♡」高橋
「洋平、ノンアルで酔ってる?」
「酔わないよ」
「なんか恥ずかしいよ」
「皆んなには心配かけたから、ちゃんと証明してるの」
「ヒューヒュー♡」
「パパ古いよ、ハハ」
「そうだよな、真っ先に結婚するって思ってたからな、確かに心配したよな」藤沢
「うん、ホントに良かったって嬉しかった」葵
「まだ、披露宴も出来てないし……だから、皆んなには先にみせたかったから、2人で仲良くしてますよって……」洋平
「洋平……」
「あらやだ、美優ちゃん目から♡が……」高橋
「こら、茶化すな!」夏希
「茶化しついでに、じゃあ、ここで誓いのキスを……」
「は?」洋平
「え?」美優
「キス、キス、キス、キス」皆んなで手を叩いて
もう止まらない!
「早く〜♡キス」高橋
「仕方ないなぁ」洋平
美優と向かい合う
「え? 嘘でしょう? ホントにするの?」美優
「だって止まらないもの」
「洋平があんなこと言うから……」
「早く、早く、キス、キス」
「美優、諦めろ!」
「もう〜」
熱いキス♡が落とされた
「きゃあ〜おめでとう〜‼︎」
パチパチ パチパチ
「素敵〜おめでとう!」
「イイね〜イイね〜
なっちゃん俺たちもする?」高橋
「はあ?何言ってんの?イヤよ」夏希
「キス、キス、キス、キス」
「ハハハハ、自分から言うからだよ」洋平
「では、失礼して……」高橋
「ヤダ〜」夏希
すんごく嫌な顔をして、ブチューとされた夏希
パチパチ パチパチ
「なんで、お前らのは面白いんだろ?」藤沢
「オイオイ、藤沢、この流れ、分かってんだろな」と、洋平
「何でだよ! ヤダよ」藤沢
「や〜よ」葵
「はい、キス、キス、キス、キス」
止まるはずがない
わざわざ、藤沢を葵ちゃんの真横に追いやる高橋
「早く、早く、キス、キス♡」
「葵、許せ」
チュー
パチパチ パチパチ
「ふふふ、素敵〜」美優
「なあ、なんなんだよ、コレはいったい!」藤沢
「まあ、イイんじゃない?皆んな仲良しカップルってことで……」洋平
「あー面白かった」高橋
「そもそも、高橋のせいだからな、肉焼け!」と 洋平
「洋平がラブラブオーラ出すからだよ、ハハ」高橋
「ホントいつまで経っても俺らは、バカやってんな」 洋平
「うん、楽しいからイイけど……」
「お、藤沢が楽しけりゃ皆んな楽しいよ」
「どういう意味だよ」
「お前が一番リアクション薄いから、わかりづらいよ」
「ハハハ確かにな」
「楽しいね〜」
「うん、楽しい〜」
「来て良かった」
「招待してくれてありがとう、美優ちゃん」
「ううん、全部、洋平が……」
「そっか、素敵だね」
「最高だね、洋平さん」
「ふふ」
洋平を見て、うっとりする美優
「焼けてるよ〜」
「は〜い!食べよう」
「うんうん」
いっぱい話しながら、食べて飲んで、楽しい時間を過ごした。
そして、高橋から重大発表が……
「えー宴もたけなわですが……ここで私からご報告があります。」
「えーなんだよ」洋平
「何何?」美優
ニヤニヤしながら、高橋が言う
「えーこの度……3人目が出来ました!」
「えー!」
「いえ〜い!」
「おめでとう〜」
「そうなんだ〜おめでとう〜」
「あざーす」
「ありがとうございます」
「そして……更に、ご報告が……」高橋
更に顔がニヤけている
「えーなんだよ、まだあるのか?」洋平
「な〜に?」美優
「なんだよ!」藤沢
「なんだろ?」葵
「私……高橋は、この10月に、東京へ舞い戻って来ることになりました〜」
「おー!そっか〜良かったなあ」
「良かったね〜なっちゃん嬉しい!」
「良かったなぁ」
「わあ〜良かった、なっちゃん」
と、皆んなパチパチ拍手している
「あざーす、また皆んなと会えるよ〜嬉しい」
「ありがとうございます。どっぷり大阪に染まってしまってたので、また、一から関東人に戻れるか?ちょっと不安ですが、よろしくお願いします」
「いえ〜い!楽しくなるな」
「うんうん、楽しくなりそう」
「また、時々こうやって集まりたいな」
「うんうん、嬉しい〜」
「いや〜皆んなにそんなに喜んでもらえるとは、思わなかったので、すっごく嬉しい〜!」
高橋の人柄がいつも皆んなを盛り上げて、このコロナ禍で疎遠になりかけていた皆んなを又、1つにまとめようとしている。
「やっぱり、気心の知れた、仲間と居られることが嬉しいなぁ〜また、帰って来たらよろしくな!」
「おー!」
「おー!」
男3人抱き合って喜んでいる
美優たちも、「なっちゃん、良かったね〜嬉しいよ」
「うん、ありがとう、又1人増えるし、大変なんだけど……実家の近くに住もうと思ってるから、助けてもらいながら頑張るよ!」
「うんうん、近くなるのは嬉しいね、私も東京まで行くから、また、行き来しようね」と、葵
「うんうん、嬉しい」
「うわ〜私も嬉しいよ〜」
そう言って、最後まで盛り上がり、お開きとなった。
皆んなすっかり我が子の存在を忘れ童心に帰っていた。
「楽しかったなぁ〜」
「うん、楽しかったな」
「洋平ありがとうね〜」
「うん、皆んな喜んでくれて良かった。これで、悔いなく、この船を売ることが出来るよ」
「うん、寂しいけど、お疲れ様ありがとうだね〜」
「うん、ありがとうな!」
車の中から船に別れを告げた洋平
美優をぎゅっと抱き寄せて
優しくキスをした。
「さっきビックリしたんだから」
「キスか?」
「うん」
「皆んなの前で、ちゃんと証明したかったから」
「恥ずかしかった」
「皆んなも、してくれたから良かったな」
「うん」
「じゃあ、もう一回。美優! 愛してるよ」
甘〜く優しいキスをする。
「じゃあ、帰りますか……」
「ここちゃんが待ってるね」
「うん、ウチも2人目作る?」
「まだだってば!」
「う〜ん、俺はいつでもイイのに……」
「まだ、ここちゃん1歳にもなってないのに……」
「じゃあ、練習しよう♡」
「何言ってるのよ」
「美優、俺の操縦見て惚れ直したんだろ?」
「うん、まあね〜でも、それはそれよ」
「う〜ん美優ちゃん、作り方忘れちゃったよ〜」
「大丈夫よ、きっとカラダが覚えてる!」
「ヤダ〜美優ちゃん!なんて言い方〜♡また、ここちゃん預けて行こうね♡」
「行かないわよ」
「じゃあ、今晩しよう♡」
「今日は、疲れてるからすぐに寝ちゃうわよ」
「いや〜俺、疲れてる方が元気なんだよな〜」
「なんか昔から、そう言ってるね」
「あ、じゃあ大丈夫! 疲れてないよ」
「なら、大丈夫じゃん♡」
「もう〜!結局どっちでもじゃん!」
「そうだよ〜美優〜♡」
「ふふ、帰ろう」チュッ
「あ〜ん、美優ちゃ〜ん、そんなことされたら……♡」
「ハハハハ、もう辞めてよそんな言い方〜」
「はい、はい、早く帰ろう!急いで帰ろう!」
「ここちゃん、忘れるよ」
「あ、」