俺は飛んでもない生き物を好きになってしまったのかもしれない。
蓮 🖤 『しょっぴーキスしたい、ダメ?』
翔太💙 『俺も同じこと思ってた!こんな事ってあるんだな!』
こんなに無邪気に、嬉しそうに俺に毒づくこの生き物は、自分の罪深さを全く理解していない。
いきなり俺の上に跨った翔太くんは、繋いでいる手を掲げて見せた。
翔太💙 『めめ、俺の手って触り心地どう?』
何だ?この急な謎の問いは・・・
キスは?キス何処へ行ったんだ?
俺の頭の中で〝キッタキッテナイ〟が再生されている。
この問いへの正解はあるのか?
ゴツゴツしてる・・・『もう蓮嫌い』
もちもちしてる・・・『そんな筈ない』
はぁなんだよこの質問・・・
何かの記事で見た事がある、手繋ぎでお互いの体の相性がわかるという記事だ。
確か吸い込まれるような感覚だと相性がいいとか・・・まさかそれを確認してるのだろうか?
恐る恐る、だが、正直に答える。
蓮 🖤 『冷たいけど、柔らかくてスベスベしてて気持ちいいよ』
翔太💙 『良かったぁ俺、蓮の手大好きなんだ』
満面の笑顔でそう言うと、もう片方の手も握って両手にキスを落とした。
蓮 🖤 『っ////』
そして、ハニカミながら俺の額にゆっくり長いキスを落とした。
翔太💙 『おやすみ蓮』
おぉおおい!寝れるか!勘弁してよ!
翔太くんは、俺の上から落っこちると向かい合わせになって、手を顔の近くで繋ぐと、自分の頰に寄せて微笑み、組んだ手に頬擦りをして目を閉じた。
こんなの生き地獄以外の何物でもない!
蓮 🖤 『・・・翔太くん?』
翔太💙 『どうした蓮?眠れないのか?足痛むのか?』
繋いだ手を引き寄せて、優しくキスをする。
蓮 🖤 『まだ寝たくない』
翔太くんは目をぱちぱちさせている。
彼の中では疲弊して睡魔に襲われた男になっているのだろう。
翔太💙 『で、でも・・・ッ』
今度は荒々しいキスをする。
隙間から舌を差し込み、舌同士を抱き合わせると口腔内を愛撫する。
翔太💙 『んっ…….はぁ….め….め////….』
翔太くんが甘く吐息を漏らすと、俺の鼓膜を優しく揺らした。
最初は息苦しそうにしていた翔太くんも、それに応えるように舌を抱き合わせてきた。
唾液が絡み合い、水音が響いた。
翔太くんのシャツを捲るとビクリと体が反応し、同時に舌の動きが止まった。
軽く僕を小突いている。
それでも翔太くんの突起を目指して伸びてきた手が止まらないのを認識すると、今度は強く僕の胸を押した。
蓮 🖤 『だめ?』
翔太くんは布団を被って下へ潜ってしまった・・・
が、俺の硬くなったモノに当たり、〝うわぁっ〟と動揺するとまた上へと上昇してきた。
翔太💙 『お前のモノ大変な事になってるぞ!!!』
蓮 🖤 『ふはっはは、しょっぴーは正直だね。うん、俺ずっと我慢してるから・・・嫌だね男って。どうしたって相手に伝わっちゃう』
翔太💙 『ごめん・・・俺・・・』
蓮 🖤 『うん・・・急ぎすぎてごめん・・・しょっぴーは俺とは嫌?』
翔太💙 『嫌じゃないよ・・・俺も蓮ともっとって思うけど・・・でも怖い・・・男とって・・・痛いよな?きっと・・・怖いよ』
どうしてこんなに可愛いいんだ。
愛おしすぎて、今すぐにでもめちゃくちゃに抱きたいのに・・・
蓮 🖤 『わかった。ゆっくり待つよ。ふたりのいいタイミングってきっと自然とやってくると思うから・・・
おいで♡しょっぴー何もしないから。寝よう』
大きく広げた俺の胸に勢いよく飛び込んできた翔太くんは、俺の心臓の音を聴きながら、背中に腕を回した。
蓮 🖤 『でも、あれだね・・・しょっぴー自覚あるんだね♡』
翔太💙 『ん?なんの事?』
蓮 🖤 『しょっぴーが〝受け〟って事♡』
翔太💙 『???〝受け〟ってなぁに?』
まじか! ド天然➕無知な上に可愛いなんて・・・
ますます虐めたくなる・・・
蓮 🖤 『女の子って事♡(耳元に)挿れられる側 ってこと♡』
翔太💙 『!!!』
今度は顔を真っ赤にして俺の胸に顔を埋めた。
翔太💙 『バカ』
恥ずかしそうに、でもしっかりと左手を繋いだままの翔太くんは俺の胸に顔を埋めたまま、暫くすると規則的な寝息をたてた。
蓮 🖤 『おやすみ♡翔太くんチュッ』
眠りについた翔太くんの唇に僕だけの秘密を落とした。
コメント
3件
やはり... 翔太君は受けなのか、! 良・す・ぎ! 아주 NICE