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ピカ tigulove
#1 【授業参観】
今日は俺にとっては憂鬱な日
授業参観だ
お知らせ表も昨日捨てた
誰にも言わず
……いつも通り居よ、
俺は準備をし、部屋を出る
時刻は5時23分
兄弟に会うのが嫌、という理由で早く起き早く学校へ行く
正直、行きたくない
でも、行かなければならない
そう考えながら軽めの朝食を取り玄関に手をかける
そのときだった
「おっはよ〜!」
こさめの声だ
いつも起きるの6時とかじゃないか?
そう思い時計に目を向ける
気付けば時刻は6時10分を回っていた
……ぇ、6時10分?え?嘘だよな?早く行かなきゃ、
幸いこさめが降りたのはリビングだ
だから安心して外に出れた
玄関の扉を開け、1歩、また1歩と足を動かす
授業参観だからだろうか、足取りが重い
まぁ、行かなきゃなんだけどね、
重い足を無理矢理動かし、学校方面へ歩き出す
学校に着き、荷物を下ろす
席に座っていると、1人の生徒が俺に話しかけた
友人の颯斗だ
颯斗「なぁなつ!授業参観だぞ!お前のとこ誰か来るのか?」
颯斗はそう聞く
まぁ、分かってるだろうけど、俺はこう答える
「来ない」
颯斗「…だろうなぁ、お前んとこ、いつも来ないし」
「分かってんのなら聞くなよw」
颯斗「ごめんってw」
颯斗は俺のことを理解してくれる
だから「頑張って」とか、「期待してる」とか言わない
地獄の授業参観が始まる
「だからここはこうなって______」
「これが______なるから、 」
「暇、答えはなんだ」
「お前なら分かるよな」
ッ、、、分かる、分かるけどッ
あんまり、期待しないでほしい
「72、、、です」
「正解だ」
そんなこんなで授業参観が終わり、周りの生徒は帰って行く
俺はと言うと____
教室に残り、予習をしていた
皆の期待に応えなければ、、、
だから、予習をする
もっと、勉強しなくちゃ、
そんなときだった
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなった
ふと時計に視線を移す
完全下校時刻だ
早く帰らなきゃ、
そういい机の上に広がる教科書やノート、参考書をカバンにしまい、教室を後にした
下校中、ふと路地裏へ視線が止まった
なぜかは分からない
ただ、気になった
無意識に足が路地裏へと動く
路地裏に入り、辺りを見回す
何も無いが、なんとなく、この先に何かがある気がした
そんな勘に身を任せ、路地裏を進んで行く
しばらくすると、路地裏の先に光が見えてきた
もうすぐ抜けるのだろう
そうして俺は、足を早めるのだった
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次回 #2 【路地裏の先】
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