テラーノベル
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20??年2月56日金曜日
?「はぁっ…はぁっ…」
ここは…どこなんだ?
日にちがおかしい。
いつになったら新年になる?
僕は誰なんだ…?
歩いても歩いても続く道。
なんでこんなことになったんだ?
記憶がうすれていっている…?
?「…もう2日も食べていない…」
空腹で足が動かない。
けれど僕は足を動かし続ける。
一体…一体どうして…
20??年12月57日土曜日
?「…」
もう歩けない…
限界が近づいてきている。
結局ここはどこなのだろうか。
僕は自分のまわりをみわたした。
そこには何もなく1本の道だけが
永遠に続いていた。
空はあたり一面灰色でいかにも
雨がふりそうな天気。
意識が薄れかけている。
…ダメだ。まだ死ねない…
20??年12月58日日曜日
?「………」
もう話す気力すらない…
僕は誰もいないところで
ひっそりとうずくまっていた。
意識がいまにも途切れそう…
もうダメかも…
その瞬間、僕は目の前が暗くなり
道の真ん中には一人の男性が
倒れて息をひきとった。
Mint
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#異世界ファンタジー
チョコリコ🍫🌈fw様企画
5,059
ユエツ
コメント
1件
読ませていただきました……。2月56日、12月58日という、ありえない日付の連続が、この世界の異質さを一気に告げていてゾッとしました。仲良く時間や記憶がすり減っていく感覚、最後の「息をひきとった」一文で静かに幕が下りるところが、とても切なかったです。これは何かの始まりの“前”なんでしょうね。続きが気になります……!