テラーノベル
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注意⚠️
ご本人様とは一切関係ございません。
実際の方の名前と違う漢字で書いている部分があります。ご了承下さい。
この作品はSnowMan、家族パロ、いわふかです。
地雷の方、苦手な方は戻ることをお勧めします。
- 照side -
昨日はクリスマスイブで街の方は賑わってて、人が多かった。
なるべく早く帰りたくて、ケーキとプレゼントを片手に、人通りが少ない路地の方に曲がった時、ふとそばに置いてあった段ボールに目が入った。
『拾ってください』って書いてあったから、犬か猫かなと思って覗いてみたら、
照「え…?」
犬でも猫でもない、人間の赤ちゃんだった。
厚着はされているが、掛かっているものは毛布1枚。毛布の傍には手紙が折られてあった。
✉️
12月24日、今日ここに1つの小さな命を置いておくことをお許しください。
私は高校生で妊娠し、身体を重ねた彼氏に見捨てられ、一人暮らしで家族にも相談できませんでした。
友達のお母さんが助産師だったので産むことに関してはなんとかなったのですが、問題は生まれた後にありました。
高校は退学処分、バイトも辞めさせられ、私と子の生活費は減っていく一方でした。
2年分のバイトで稼いだお金でやりくりしていましたが、先週とうとう底を着いてしまいました。
私は死んで償うしか道はありませんが、この子には私にはない希望があります。この子は何も悪くないのです。ただ何も知らずに命を与えられただけ。
今手紙を読んでいるあなたが、この子を良い人生に導いてくれませんか。
どうかよろしくお願いします。
手紙を読んで、俺の心は1つに決まっていた。
辰哉も子どもが好きなのは知っている。
照「これは予想外のクリスマスプレゼントだろうな…笑」
そうして俺は、小さな命と共に家に帰った。
- 辰哉side -
辰「じゃあ、俺たち、これからこの子育てるってこと?」
照「そういうこと。辰哉も子ども欲しがってたから良いかなって思って。」
辰「え、俺照に言ってたっけ?」
照「直接は言ってないけど、この前一緒に出かけた時、通りすがりの親子見て「いいなぁ」って言ってたよ。」
辰「まじか…。」
照「…やっぱ嫌だ?」
辰「いや、別にそういうことじゃないけど、いきなりすぎてびっくりっていうか、いざこう育てるってなると俺ちゃんとできるか不安で…」
照「大丈夫だよ。辰哉だけじゃない、俺も一緒にやる子育てなんだから心配しないで。一緒に少しずつ頑張っていこう?」
辰「うん、ありがとう照。」
照「ふふ、どういたしまして。じゃあ、早速買い物行ってくるね。」
辰「え、俺は行かなくていいの?」
照「辰哉は赤ちゃんを見守る役目があるでしょ?とりあえず今の段階で必要なものしか買ってこないし、家の近くのドラッグストアだからすぐ帰ってくるよ。」
辰「わかった、ありがとう。」
照「じゃあ、いってきます。」(ガチャ
辰「まさか、本当に願いが叶うなんて…。」
俺は感慨深くなりながら、赤ちゃんを布団の上からそっと撫でた。
辰「そういえば、名前なんていうんだろ。」
手紙を見たけど、名前らしきことは一切書かれていない。
俺たちで決めて良いのか?
少し疑問に思って、もう一度赤ちゃんに目をやる。
辰「あれ?…」
赤ちゃんの首元が朝日に照らされて光っていた。
よく見てみるとロケットペンダントがかけられている。
恐る恐る開けると、1枚の紙切れが入っていた。
“舞雪都 ラウール 2025年6月25日生まれ”
辰哉「ラウールっていうんだね。たしかに、顔ちょっとハーフっぽい、わら」
名前がわかった嬉しさに、ほっぺをつんつんする。
辰「生まれてから今日で半年経つんだね、おめでとう。これからよろしくね。ラウール。」
ー to be continued ー
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