テラーノベル
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ベッドに寝転がったまま、スマホを片手にスクロールを続けた。明日のスケジュール確認と、ちょっとしたSNSチェック。部屋は暗めで、ベッドサイドランプだけが柔らかく灯ってる。
ドライヤーの音が、ずっと響いていた。
やがて「ブォォン」という音がぴたりと止んだ。
そろそろ来るかな、って思いながらも、スマホをいじる。ドアがゆっくり開く気配がして、視線を上げなくても分かった。
🧡「……」
眠そうな顔をした康二が入ってくる。無言でベッドに近づくと、俺の上に乗っかってきた。
そのまま、俺の胸に体重を預けるように寝転がる。重みと、シャンプーのいい匂いが一気に包み込んできた。
🖤「なーに?」
声をかけると、康二はゆっくり顔を上げた。
🧡「……めめぇ」
上目遣い。今日も最高に可愛いな。
好きだからこそ意地悪したくなるタイプの俺は、わざとスマホに視線を戻した。口角が勝手に上がってくるが、耐えて無視。
康二は胸の上で、もそもそと頭を動かして、髪を擦り付けるようにする。
🧡「めめぇ」
まただ。ちょっと掠れてて、眠気まみれで弱い声。
🖤「ん?」
短く返すと、康二はさらに体を密着させてくる。もう限界だった。
スマホを枕元に置いて、俺は両手で康二の頭を抱えるように撫でた。
🖤「なぁに?眠い?」
指先で後頭部を優しく掻いてやると、康二は喉の奥で小さく甘えた声を出す。
🧡「はよぉ……寝よ」
🖤「もう少し待って、仕事の確認まだ残ってるから」
🧡「ん…」
素直に返事したと思ったら、数秒後にはもう康二の呼吸が深くなってて、完全に落ちた。
🖤「笑」
康二の頭をもう一度丁寧に撫でて、体をゆっくり横にずらして、隣に寝かせる。布団をちゃんと掛けて、額にキスを落とす。
すると康二が、無意識に俺の服を掴んできた。俺はそっとその手に手を重ねて、指を絡める。
はぁ、可愛すぎ…
この手も、この柔らかい髪も、俺にだけ見せる顔と声も、全部俺の。誰にも渡さない。
俺だけの康二。
🖤「おやすみ、康二」
コメント
7件
何この尊い場は 康二可愛いすぎる( '-' )
やっぱり、可愛いを書かせると 最高ですね😆✨
甘えん坊のこーじ可愛すぎて死にました😇
#BL