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【PROLOGUE】
この感情に名がついた時のことは明確に覚えている。
自分が中学の時、危ないところを助けてくれた。
助けてくれたあと、彼は泣いていた。
「怖かった」と。
勇敢で、責任感があって、明るい人気者で。
でも本当は泣き虫で、寂しがり屋で、甘えんぼ。
見たことなかった、もっと言えば見せようとしてこなかった彼の涙を初めて見た時、守りたいと思うようになった。
恋愛ドラマの台本読みにわざと付き合わせて本気で口説き落としにかかった。
どれだけ仕事が増えようと連絡を絶やさなかった。
彼の姿が変わった時、むしろチャンスだと思って自宅に連れて帰った。
そばにいる口実として利用してしまった。
ハリウッドのチャンスなんて本当に捨てても良かった。
どれだけモテようと、どれだけ売れようと、
彼が振り向かなければ意味ない。
でも、「好き」だけは言えなかった。
14年以上拗らせたこの想いは簡単には明かせなかった。
それまでの仲が壊れる方が怖かった。
そんな臆病のせいで、彼を海へと明け渡してしまった。
あの時、「好き」の一言が言えていたらなにか変わっていたのだろうか。
<ピコンッ>
通知: ラウール
🤍『めめいつ帰ってくる?今こっちでやばい事が起きてる!康二くん危ないかも』
🖤「………康二が…?」
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【PROFILE ¦ FILE.02】
🖤目黒蓮:俳優
国民的人気俳優
向井に幼少期の頃から可愛がられている
中学生の時から向井に好意を寄せている
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夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
#だてなべ
コメント
1件
おお、第2話いいな…!まず「14年以上拗らせた想い」って表現、グッときたわ。幼い頃に彼の泣き顔見てからずっと守りたいと思い続けてるのが切ない。好きって言えずに海へ明け渡しちゃった過去、そして今度は康二が危ないって連絡…ここで動き出す感じ、続きが気になりすぎる🔥 俳優同士の拗らせ片思い、刺さるわ〜 200字