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私の部屋の隣の部屋に引っ越してきた綾城さんは、天音の代役として撮らないといけないシーンが多い。その対応に時間がかかっているようだが、『先生、大好き』の撮影は佳境を迎えた。
世に出る目前になれば、普通なら視聴率や反響を心配するものだ。
けれども今の私は、それらのことに頭が回らなかった。どうすればいいのかわからない。暗闇の中にいるかのような気持ちだ。
「SELENさん、大丈夫ですか?」
自分の分の撮影が終わっても帰る気持ちになれず、スタジオの端の折り畳み椅子にぼんやり座っていたら、綾城さんに話しかけられた。
「あ……大丈夫です」
「顔色が悪いですね」
「いつもです」
「またまたー。でも確かに色白ですよね」
「あまり陽に当たらないので」
「海とかも好きじゃないですか?」
「まあ……」
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ruruha
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