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「豪さんっ…………あ……あのっ……!」
豪は手を止めて、奈美を上目遣いで見つめる。
「どうかしたのか?」
「部屋が明るいので……少し暗くしたいんですけど…………いいですか?」
奈美の表情が、少しずつ紅潮していくのを見やる豪は、口元を微かに緩めさせる。
「明るいと恥ずかしいか?」
「……はい」
「俺としては…………奈美さんの感じている表情が見えるから、明るい方がいいんだけどな」
冗談半分で言った事だが、奈美の意思を無視したら彼女も怖がるだろうし、何よりも、こうして会うのは今日限りになってしまうかもしれない。
豪は立ち上がり、部屋の明るさを、互いの顔が僅かに認識できる程度に調光する。
「君が嫌がるような事はしない。もし怖くなったり、不安になったら、俺に言って欲しい」
再び彼女の真正面に戻り、ワンピースの上から太腿を撫でた。
今まで関わってきた女たちに、豪は、こんなセリフを一度も言った事はない。
相手が奈美だからこそ、安心して彼に委ねて欲しいと思ったからだ。
彼女に対して、自分らしくない言動を取り続け、戸惑っている豪だが、それも悪くない、と思っている。
「わかり……ました……」
彼は、逸る気持ちと、心臓が跳ね上がるのを抑えながら、ワンピースの裾をめくり上げた。
ワンピースを奈美の腰あたりまで捲った豪は、白皙の滑らかな肌と、スラリと伸びた脚に息を呑んだ。
彼女の振る舞いを見て、性の経験値は、恐らく少ないだろうと予想する。
膝を曲げ、太腿の内側を両手で押し開いていく。
「色白で綺麗な脚だな。キスマーク付けたくなる……」
「っ…………んっ……はぁっ……」
豪が撫でながら唇を寄せると、奈美の唇から吐息が漏れ始めた。
陶器のような肌の感触が心地いい。
唇を這わせながら、強く吸い上げたい欲が顔を出したが、ぐっと堪えた。