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年も明けて、3月に入る。
3月3日。
「あれ?ダリは?」
「来て無ぇよな」
「電話しても出ないんだよ」
「俺、安否確認して来るわ」
――――
善哉は、車で移動。
「ここか……」
個人管理台帳に記載された住所。善哉はダリの家に訪れる。
ピンポーン
出て来ない。音もしない。
ダリ…………
会社に戻って、家族に連絡をする。
家族は連絡を取るも、音沙汰も無い事から、警察に捜索願いを申し出た。
――――
その日、仕事を終えたマンデーはいつものダーツバーへと向かう。考えるのは、ダリの事だ。
何か、あったのか……
マンデーはダーツを投げず、ただウイスキーの杯を重ねる。
BGMで、ジャズが流れている。
――――
Where will you be, tomorrow?
In the world of light… or the world of shade?
Which side are you on, my friend?
Even if you try to stay
Where the sunlight always falls,
The sun will set — it always does.
And you too, and all of us,
Are wrapped in it, every day.
明日のあなたは、どこ?
光る世界と 暗い世界
あなたは どっちの世界?
日の当たる場所に
ずっとそこに居たくても
陽は沈む それは必ず
あなたも 全てをも
包み込む それは毎日の事
――――
「ダリ、お前……どこに行ったんだよ」
マンデーは、静かにグラスを揺らした。