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knmt「いやいやいやいや … ッ !! 」
knmt「何言ってるんですか ッ …?! 流石に …… ? 」
「 …… 」
目の前の人は軽く考える素振りを見せる
表情が見えないから , 嘘なのか本当なのかすら分からない .
「手鏡をお持ち致します . 少々御待ちを ,」
バタン …… ッ ,
knmt「ッ ぇ ……… ? 」
knmt「ッ … 誰か ッ … !! 」
いきなり心が恐怖心に駆られる
きっと体調が良く無いだけ , 体が動かないのはそのせい .
そう思いたい ッ … けど ッ …… !
knmt「誰か ッ … ! ゲホ ッ ゲホッ … !! 」
knmt「kid君 ッ … ? 社長 … fw っ ち …… ッ ! 」
怖い怖い怖い怖い怖い ッ …… ッ !!!!!
knmt「 ngo君 ッ … gnzk君 ッ …… ? 」
knmt「gっくん … ッ 委員長 ッ …… でろーさ ッ …… ッ !! 」
頬に暖かい物が伝う
拭おうにも , 腕が動かない …
knmt「いやだ ッ … いやだ ッ …… 怖い ッッ ……… 」
knmt「やだ ッッ !!!!!! 」
ブワ ァ ッ …… !!
knmt「ぇ ッ …… ? 」
一面に ひらり … と藤の花弁が舞う .
壁や床に 虚空 が生まれている … とでもいいんだろうか ?
knmt「 ぇ ッ … これ何 ッ , ?! … 」
ガラガラ ッ …… !!
「大丈夫ですか ッ ?! 」
knmt「 こ ッ これ … どうすれば ッ …… !! 」
「大丈夫です . 吸って ~ … 吐いて ~ …… 」
knmt「はぁ ッ … はひゅ ッッ … すぅ ッ …… 」
真っ白だった頭に少しづつ色が付いてくる
虚空が消えて行く … 花弁も , 無くなっていく
だけど怖い , 怖いよ …
「こちら , 手鏡です … もう少し後にしますか ? 」
knmt「 …… ごめ, ん … , gnzk君と … 話がしたいんだけど … ? 」
「…… 分かりました . 手鏡 , 此方に置いておきます」
knmt「 …うん ……… 」
そう言って出て行く
正直そばにいて欲しい … けど …… ッ
なんだか僕が本当に神様になってしまった気がして … 怖い ……
knmt「もう … みんなと会えなくなったら ッ …… ? 」
knmt「 …… ッ 」
手鏡に手を伸ばす
もちろん真実を知るのは怖い … だけど ……
きっと … 誰も悪くないから
knmt「…… 悪い奴がいたら ,kid君達がどうにかしてくれるでしょ ! 」
そう言ってもまだ ぶる ッ “ と震えている
正直こんなの自己暗示でしか無い
だけど俺は見るよ
knmt「永遠に生きなきゃなんだし …… 」
手鏡を手に取る
そこに映っている僕は
knmt「 ッ …… ひ ッッ … 」
あぁ , 覚悟はしてたけど ……
knmt「 ……… 」
僕の顔 , 左半分が虚空に溶けている
溶けている目は ギラ ッ と紅色を輝かせていた … ,
knmt「 …… ッッ … クソが ッ ……… !! 」
ガラガラ ッ ……
knmt「ぁ …… 」
gnzk「ッ ……… 」
gnzk「おはようございます ッ … 虚の神よ ッッ …… 」
knmt「 …… 」
ほら , 誰も悪く無いでしょ
だからそんな顔をしないで
knmt「おはよ , gnzk君」
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