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ある日の放課後——
向井は、女子数人に呼び出された。
🧡「え、なに?こわいんだけど」
女子「いやいや、怖いのはあんたでしょ」
女子「○○がさ、せっかく勇気出して目黒くんに告白したのに」
女子「全部ぶち壊したよね?」
🧡「だって俺も好きなんだもん。取られたくないし」
悪びれもなく言う。
女子「は?」
女子「目黒くんが迷惑がってるの、わかんない?」
🧡「え?」
本気で首をかしげる。
🧡「あれってさ、嫌がってるフリで、実はちょっと嬉しいやつじゃないの?」
女子「……話にならん」
呆れたように去っていく女子たち。
一人残された向井。
🧡(こっわーーー!!)
🧡(女子って団体になると戦闘力高すぎだろ……)
そそくさとその場を離れようとした、そのとき。
聞き慣れた声が、微かに耳に届く。
🧡(……ん?)
🧡(目黒!?どこだ!?)
きょろきょろと辺りを見回す。
——いた。
校舎裏のベンチ。
目黒と、誰だ?
親しげに話している。
🧡(……え?)
目黒が笑っている。
あんな顔、俺には向けない。
胸の奥が、ざわっとする。
物陰に隠れながら様子をうかがう。
すると——
そいつが、目黒に抱きついた。
🧡(はぁ!?!?!?)
頭が真っ白になる。
足が勝手に動いた。
🧡「なにしてんだよ!!!」
二人の前に飛び出す。
空気が、一瞬で張り詰めた。
つづく。
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