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「あちー。」
ガンガン照りつける太陽を恨めしく思いながら僕は学校へ向かう。今日学校へ行けば明日からは夏休みだ。太陽を呪いながら明日から始まる幸福の期間を思い浮かべ、何とか学校へ到着した。
「おっはよー!!」
教室に着いた途端、後ろからものすごい勢いで抱きつかれた。今日の太陽のように眩しく恨めしい僕の親友だ。思いっきり顔を顰めて、暑い!と大切な親友を引き剥がす。かなり強い力で振り払ったのに僕の親友はニコニコしながらひどいなぁ、なんてほざいている。その姿を横目に大きくため息をついてから自分の席へ向かった。