テラーノベル
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りょん.
#ご本人様には関係ありません
ばななそーだ🍌🍹
少しだけ会話が途切れたあと、大森がふと思い出したように言った。
「あの、もしよかったら…連絡先、交換しませんか」
少し遠慮がちな言い方だった。
「さっき、フルートとピアノやってるって言ってたじゃないですか」
一瞬だけ言葉を選ぶようにしてから、
「今度、よかったら聞かせてもらえたら嬉しいなって」
若井も横から軽く頷く。
「俺らもギターなんで、普通に音楽の話とかできたらなって感じです」
藤澤は一瞬、迷った。
知らない人。さっき会ったばかり。
でも、“音楽”という言葉が出た瞬間、少しだけ距離が近くなった気がした。
「……あ、じゃあ」
小さく言って、スマホを取り出す。
「QRコードでいいですか」
「ありがとうございます」
少しほっとしたように大森が言う。
若井も「助かります」と軽く笑った。
次回300
コメント
1件
(≧∇≦)/最高やんK👍