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パン工場
#病み投稿
どうも〜、らくですよ〜
しばらく期間が開きましたね
まぁ、ほぼ忘れるくらいの距離感でこういうのは書いていきたいので丁度いいんですけど
まぁ、普通に内容が思いつかなかったってのはあるんですけど
でも、これは完結させたいのでね
他にも書きたい小説はありますし
ということなので…
視点はおなじみアメリカくんですね〜
それでは、レッツゴー!
その日は雨だった
うっすらと窓から見えただけだから、ちゃんと雨かは知らないけど
生憎熱が出て、今いるのはベッドの中
頭も痛いし、気分は最悪だ
外は涼しいかなぁ…
シャワーを浴びたいけど、身体は重くて動けそうにない
…こんな熱を出したの久し振りな気がする
あ〜…今日は親父の家に行こうと思ってたのにな
いっそ来ない?来ないよなぁ…
親父は俺のこと嫌いだもんな…
ただ人肌が恋しいだけなら、カナダとか呼べばいいのに、こういうとこ親父を呼びたくなるのはやっぱり親父のこと好きなんだろうな
好きな人にはカッコいいところだけ見てほしいとか思うかもしれないが、俺は反対だ
いつまでも完璧演じたくないし、以外とダメなところばっかりなんだし、元から慣れててほしい
ダメな自分も好きでいてほしい
…なんて欲張りすぎだろうか?
そんなことを思って、親父を呼ぼうかとスマホに手を伸ばしたのをやめる
まぁ、スマホを位置すらちゃんと分かってはいないのだけれど
…今何時だ?
…わかんね
とりあえず寝ようかな…
そう思っても、目はよく覚めてて、意識はぼんやりしているのに、細部まで澄み渡って見える
ふとドアに目をやった
…今、ドアが開いて、親父が来てくれないかな
そしたら元気になれるかもな…
…さすがに無理か
…
コンコンコン
そんな音がした
家には誰もいないし、聞こえるはずのない音だ
「アメリカ?大丈夫です?」
…きっと幻聴だ
親父がこんな雨の日に来るわけないんだ
「…あの、…入っていいですか?」
またそんな声が聞こえた
っ…嘘だ
いるわけない…絶対に親父が来るわけないんだ
「…入りますよ?」
そんな声が聞こえたあと、カチャリとドアが開く音がした
ここまでくると幻聴もきすぎだな
今日はほんとに体調が悪いんだな
そんなことを思いながら、ドアに改めて目を向けると、ドアが開いていた
「…ぇ」
ドアからひょこっと飛び出すように親父がいた
さすがに起き上がって、改めてドアを見る
「…親父?え、なんで?」
そうやって言うのも聞かずに親父は俺に近づいてきた
「ああ…、ほら、熱があるじゃないですか!!」
親父は手をおでこに当ててきて、少し怒るようにそうやって言ってきた
「…ごめん、なさい」
ついそう謝罪をすると、親父はぱっと手を離してきた
…ひんやりしてたのに
離してほしくなかったのに
「えっと、その、私こそすみませんね。まだ昔の癖があったみたいです、気をつけますね」
焦ってそうやって言って、さっと親父は下がってしまった
ほらやっぱり、昔の俺しか見てないんだ
今の俺はなんにも見てない
なんで?嫌いだから?
「…そういや、なにしに来たんだ?」
嫌いならこんなところ来なくてよかったのに…なんて嫌味だろうか
これは別に聞きたかっただけだ
こんな雨の中、俺のことを尋ねに行くなんてどうかしてるから
「…電話、したんですよ。その、ちょっと話があって電話をかけたんですけど、中々出なかったので、なにかあったのかなって思ったんです」
…そんなのあったっけ?
その時寝てたかな…体調悪かったし
そんなことを思っていると付け足すように親父はこう言ってきた
「ほら、昨日も気分悪そうでしたし、…心配でしたから」
…心配、か
嬉しいような、嬉しくないような…
まぁ、寂しかったし…今は嬉しいか
「サンキュ、親父」
軽く微笑んでそうやって言う
たぶんうまく笑えてないけど、そうしたいから
それに親父も軽く微笑んで、それから鞄からなにかを取り出してきた
「その…だからですね、アイスとか水とか、薬とか買ってきたんですよ」
親父はそうやって言って、ベットの隣にある机においていく
…ん?
わざわざ買ってきたってこと?
俺のために…?
…そんなに気にかけなくていいのに
分かってる、俺だけが特別じゃないって
きっと他の息子にもこういうことするんだって
分かってるよ…
でも、こういうことされて俺が勘違いするんだよ?
…やっぱ親父に来て欲しくなかったな
来てくれたら嬉しいけど、それはそれで苦しい
「…あの、薬、飲めそうです?」
俺が黙ってたからか心配そうに顔を覗き込んでそうやって聞いてきた
つい上目遣いなその視線に少しドキッとする
…違う違う
心臓が速くなるのは風邪のせいだ
身体が熱いのもそのせい
好きになってもどうしようもないんだから
…あぁ、はやく答えないとな
「…飲める。あぁ、飲めるよ」
「…!なら、良かった」
親父が薬を取り出しているのをぼんやり眺める
せっかく看病してもらえるならあーんとかしてもらったら良かったかな?
まぁ、別にやってもらってもか
…ふと外の窓に目をやった
雨が叩きつけるように降っているのか、雫が伝っていた
…雨の中、相合い傘とかしたかったかもな
親父は傘を俺に差し出しちゃうから、二人で入れる大きな傘をさして…
…俺も、過去に囚われすぎかな
コメント
2件
まじで文豪すぎる😇😇😇 感情描写うますぎませんか!?😳 熱とか空気とかがめちゃんこ伝わってきますね最高😩🫶 更新楽しみにしています✊💥💥