阿部 side
瑠奈をいじめやがった、あいつらがやってきた。
逃げていったが、その時に、瑠奈の眼鏡を奪っていった。
ってよりも、瑠奈のほおを叩いて、その反動で飛んでいった、って感じ。
……許せるわけ、ねぇだろ、
阿「……っ、!!大丈夫っ、!?」
俺は、花火大会の日、素顔を見た人のうちの一人。
俺と、しょっぴーが見た、って言ってた。
水「うん、気にしないで、?」
……かわいい、
下がり眉で、クスッと笑う、この感じ。
大好き。
中身も大好きだけど、俺は一目惚れも混ざってたんじゃあるまいか。
岩「……ぁ…」
深「……ぇ、?」
ふっかは、一目惚れじゃないのか、めずらしいな、笑
心から好きになった、って言ってたもんな、
渡「……っ、……」
宮「……へ、…」
佐「……ぉょょ、…」
目「……ゃばッ、」
向「……むちゃくちゃ、かわええやん、」
ラ「……ッ、」
岩「……眼鏡は?」
水「あッ、落ちちゃって、」
阿「……われ、てる……」
俺らの喫茶に並んでた人、通りすがりの通行人、みんなが瑠奈に見惚れてる。
無理、嫉妬で狂いそう。
素顔を知ってるのは、俺だけがいいのに。
惚れ薬を飲んでるからか、ふっかも、嫉妬してるっぽい。
岩「阿部、眼鏡ある?」
阿「俺、?俺はぁ、今日コンタクトだ、」
岩「マジか、……」
照は元々超嫉妬深いから、大変だろう。
岩「……やだッ、やだよぉ、」
子供?
水「……ごめんなさいッ、」
タッタッタッタッタ、
9人「……え?」
状況を整理しよう、
瑠奈の眼鏡が割れて、みんなが嫉妬して、瑠奈が逃げて、?
んん、?
宮「追いかけるよッ、」
阿「え、あ、ちょっとまってよぉ、!」
岩本 side
岩「はぁッ、どこだ、?」
深「あッ、いたぁ、‼️」
阿「どこどこ、?」
深「ん、?本棚の角に足ぶつけた」
目「そんなのどうでもいいから。」
深「ひどいって、わら」
宮「ん、?あの部屋の、隅にうずくまってるのは?」
渡「瑠奈だッ、‼️」
瑠奈は顔を上げて、驚いたようにこっちを見た後、入口めがけて、走ってきた。
阿「……逃さないけど、笑」
サイコパスに見えるのだろうか、震えている。
阿部は怖いもんな、
岩「……瑠奈、?どうかした、?」
渡「……あ、」
宮「なんかひらめいた!?」
渡「……瑠奈、はなそ、」
いつも猫のようにたてている手を、そっと差し伸べて、屋上へ向かう。
深「……こうしてる場合じゃねぇ、行くぞッ、!」
渡辺side
渡「……ごめんな、?」
水「んーん、私が弱いだけなの、みんなに申し訳ない、」
ほら、またすぐ。
渡「……男性恐怖症のきっかけ、だもんな。」
俺がはじめに知った、瑠奈の秘密。
花火大会の日に、はじめて知った。
渡「……怖いよな,トラウマって、抜け出せねーもん、」
水「……?」
渡「俺、昔好きな人いて。美亜、っていうんだけど。
自殺、しちゃったんだよね。俺のせいなんだよ、俺が助けられなかったから。」
水「……ッ、」
渡「……後悔してる。助けられなかったから。」
水「……」
渡「だから俺は、瑠奈を助けたい。救いたいよ、」
水「わたなべく、」
渡「……シー。」
水「……?」
渡「翔太。笑」
あぁ、俺瑠奈が好きだ、大好きだ。
これ以上ないほどハマってる、沼ってる。
ねぇ、どうすればいいの?
これが誰かが書いたストーリーだとしたら、主人公は誰?
脇役でも、通行人Bでもいいなんて、言ってたけど。
お願いです、今日だけでも、主人公にしてください___
深澤 side
深「おかえりッ、!」
水「ごめんね、?いきなり、」
深「……俺、瑠奈が可愛すぎて戸惑っただけだからね❓わら」
水「……え、?」
深「ごめんごめん、生まれて初めて出会ったわ、笑」
水「……ん、?」
深「……逃さないから。」
コメント
10件
雰囲気が最高すぎる〜♪ 続き楽しみ〜‼️
しょっぴーのシーはイケメンすぎるって〜!!(*≧∀≦*)
……これからどうしよう、もう終わらせるか、溺愛加速かどっちがいいですか⁉️