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幼い頃、恋は甘いクッキーのようなものだと思っていた。
焼きたてのクッキーは、温かくて柔らかく、バターの香りが幸せを運んでくれる。
冷めて硬くなっても、ほのかな甘さとサクッとした食感が心を満たしてくれる。
恋も同じだと信じていた。
でも、大人になり、それは勘違いだったと気づく。
なぜなら、恋にもクッキーにも『賞味期限』があるからだ。
だから私は、恋愛を諦め、仕事に打ち込もうと心に決めた。
美味しいクッキーは、仕事を頑張った自分へのご褒美。
そのご褒美は、自分ひとりで静かに楽しむのだ。
＊新作にお立ち寄りいただきありがとうございます。
近日中に連載スタートしますので、もう少々お待ちください。瑠璃マリコ🍪
コメント
105件
お待ちしておりました〜。楽しみ楽しみ。
柊さんがどんな風に花梨の心を溶かして行くのか楽しみ😊
楽しみ😊
